内容説明
ラスヴェガスで開かれるポーカー世界選手権の取材を依頼された著者は、自らプレイアーとして参加し、意外にも連戦連勝。同時に、その会場のオーナーの死をめぐる裁判がすぐ近くで進行中。二つのイベントを追いながら、勝負事と性的興奮がふかく結びついたラスヴェガスの素顔を描き出す。ポーカー・テクニックの解説満載。
著者等紹介
マクマナス,ジェイムズ[マクマナス,ジェイムズ][McManus,James]
小説家、詩人としてカール・サンドバーグ賞に輝いた『Going to the Sun』を含む4作の小説と2冊の詩集を発表するかたわら、シカゴ芸術学院で「文学とポーカーの科学」という講座をもつ。「ニューヨーク・タイムズ」「エスクァイア」「ハーパーズ」などに寄稿。2001年には優秀なスポーツ・ジャーナリズムに贈られるピーター・リサゴー賞を受賞した
真崎義博[マサキヨシヒロ]
1947年、東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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めろへそ
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作家でありジャーナリストである作者が、公判中の裁判についての記事を書くためにラスベガスに行き、仕事だと言い訳しながらWSOPに出場し、決勝テーブルにまで残ってしまう。ノンフィクション。トーナメントのシーンは面白いのだけど、全体的に冗長なのが難点なのと、この邦題はなんとかならんかったのかと思う。2010/07/13
こくまろ
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法廷シーンが多少長いが、ポーカートーナメントの臨場感緊迫感はただごとではない。傑作。ただしあらかじめポーカー(テキサスホールデム)の基本ルールは知っておいた方がよい2009/12/28