内容説明
9歳のソーニャと10歳のジーモン。2人はある日、庭でだれかのなき声を聞きます。それはなしの木の精でした。スカーレルと名づけられたその精は、それからというもの、2人に植物や動物のことをいろいろ教えてくれます。しかし大人にはスカーレルが見えません。そして「病気の木は切らないといけない」と言うのです…。時間に追われて暮らす現代の私たちが失ってしまった心の目に気づかせてくれる心あたたまるファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
17
植物も音楽が好き!Σ( ̄□ ̄;)2017/11/19
ake7🍀 積読本まだまだ消化中
5
これは単なる子どもの夢物語ではない。さすがはシュタイナーや、今や正式に採用された波動療法を生み出した国ドイツの優れた著作だと感じる。『私たちの地球は、まだ死んではいません。病気なだけです。もしも私たち一人一人が力を合わせて努力すれば、まだ地球を救うことができるはずです。私たちは、どんな動物にも、どんな植物にも魂があるということを肝に銘じなければなりません。魂あるものはすべて、愛を必要としていることを…そして光は愛の一種なのです。…どの植物にも、自然の精が住んでいます。…どうかその声にじっと耳を傾けて…』2025/04/30
topo
4
二人の兄妹と木の精の友情を通して、大人や現代に生きる人々が失った大切な物を優しく教えてくれるファンタジー。 雨上がりの森を散歩して木々の声に耳を傾けたくなる読後感。牧神パンの素敵な言葉、大事に心にしまっておこう。2021/02/01
muhen
0
たんぽぽの話が印象に残ってる