出版社内容情報
日本の金利がどんどん上がる。銀行の貸出金利が3~4%になると、借金返済に窮する経営者続出。ここで銀行は掌返しで“貸し渋り”。何とか利益を出している会社が、倒産に追い込まれてしまう怖い時代になる。それを避けるには、高い利益を生み出すビジネスに転換し、財務体質を強化するしかない。そのために、経営の「精度」をどう高めるか? 会社経営を強化する具体例を、一流コンサルタントが「財務三表」を解析しながら徹底指南する書。
内容説明
高い利益を生み出し、財務体質を強化!経営の「精度」をいかに高めるか?普通の会社にも、倒産の危機が訪れる時代。
目次
第1章 金利は上がる!―経営環境はどう変わるか(石破茂首相は「デフレ脱却」を掲げているが…;金利を躊躇なく引き上げた米国、欧州 ほか)
第2章 金利上昇・インフレ時代に注意すべき経営指標(貸借対照表の大原則を理解する―会社が倒産するのはどんな時か;「在庫はキャッシュ」 ほか)
第3章 利益率を高めるための経営戦略(「経営」という3つの仕事;ぶれない経営のための「ミッション、ビジョン、ウエイ」 ほか)
第4章 変化を読む経営と原理原則(これから外部環境はどのように変化するのか―日本国内とアジアに注目;経営者がやらなければならない3つの勉強 ほか)
著者等紹介
小宮一慶[コミヤカズヨシ]
株式会社小宮コンサルタンツ代表。十数社の非常勤取締役や監査役、顧問も務める。1957年、大阪府生まれ。81年に京都大学法学部卒業後、東京銀行(現・三菱UFJ銀行)入行。在職中の84年から2年間、米ダートマス大学タック経営大学院に留学、MBA取得。91年、岡本アソシエイツ取締役に転じ、国際コンサルティングにあたる。その間の93年初夏には、カンボジアPKOに国際選挙監視員として参加。94年からは、日本福祉サービス(現・セントケア・ホールディング)企画部長として在宅介護の問題に取り組む。96年に小宮コンサルタンツを設立し現在に至る。2014年に名古屋大学経済学部客員教授に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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