萩尾望都という物語―女子美での講義より〈2〉

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萩尾望都という物語―女子美での講義より〈2〉

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  • サイズ 46判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784828427058
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0079

出版社内容情報

漫画界のレジェンド・萩尾望都が女子美術大学で行っている特別講義を収録。漫画家自身が創作の秘密を語ります。

漫画界のレジェンド・萩尾望都が女子美術大学で行っている特別講義を収録。漫画家自身が創作の秘密を語ります。40年ぶりの再開で話題となった『ポーの一族』のストーリーが生まれるまで、『イグアナの娘』の背景にあった実母との葛藤など、作品誕生にまつわるエピソードが盛りだくさんです。さらに、デジタルとアナログの手法を用いて繊細な画面ができるまでの工程も初公開。ここでしか見られない情報が満載。

内容説明

萩尾望都が自身の創作について語る。学校の図書室で読書に没頭し、自ら物語を生み出すことに目覚めて高校生でマンガ家になると決意。両親の反対や編集者の意見にも曲げず、やがて売れっ子作家への階段を駆け上る―。

目次

第1章 両親との葛藤から生まれた作品たち(40年ぶりに再開して話題になった『ポーの一族』の舞台裏;漫画家になることを志すも認めてくれない親との闘いの日々 ほか)
第2章 フランス人を魅了する萩尾望都の世界(アングレーム国際漫画祭で萩尾望都の展覧会が開催;フランス人の美的感覚が活きる展覧会と充実したカタログ ほか)
第3章 物語を深めるキャラクターの描き方(8頭身は何を着せても似合う基本中の基本のバランス;『ポーの一族』の頃になるとキャラクターがよりスレンダーに ほか)
第4章 人はなぜ物語を必要とするのか(編集にボツにされても自分の好きな世界を諦めなかった;自分にとって負の経験でも作品として昇華した『イグアナの娘』 ほか)
第5章 萩尾望都が描く物語の世界(戦う少女に惹かれて『百億の昼と千億の夜』を漫画化;手と脳は密接に繋がっている 手を動かすとイメージが湧く ほか)

著者等紹介

萩尾望都[ハギオモト]
1949年、福岡県生まれ。1969年、「ルルとミミ」でデビュー以来、SFやファンタジーなどを取り入れた壮大な作風で名作を生み出し続けている。『ポーの一族』『11人いる!』で1976年第21回小学館漫画賞、『残酷な神が支配する』で1997年第1回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞、『バルバラ異界』で2006年第27回日本SF大賞ほか受賞多数。2012年には少女マンガ家として初の紫綬褒章を受章。2016年、40年ぶりに『ポーの一族』の新作を発表。2017年朝日賞を受賞。2019年文化功労者に選出。2024年、日本芸術院会員に就任。2011年より女子美術大学の客員教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

38
女子美での講義を収録する第2弾。前著では、聞き手の内山博子の漫画に造詣が深くない浅い質問にゲンナリとさせられたのだが、本著ではやや異なった印象を受けた。その無邪気とも言える質問の浅さが、答える側の萩尾望都にとっては新鮮で、だからこそオープンな気持ちで解放的な回答を導いているという効用が感じられたのだ。『イグアナの娘』を描く動機となった母との葛藤は以前から披露されることの多いエピソードではあるが、ここまで詳細に語ることを許したのは、内山の功績かもしれない。(つづく)2025/04/03

阿部義彦

31
出たばかりの新刊です。女子美の客員教授を15年なさっている萩尾望都先生の講義を単行本化したものです、第二弾と有るので前の本も気になりました。この本では主に先生の生きた時代とご両親との関係についてかなり赤裸々に触れられています。毒親二人に育てられたと言うのは何となく知っておりましたが、本当にお二人の石頭振りには噂に聞きしに勝るものでした。でもその思い込みの強さは見事に先生にも引き継がれていて、血は争えないと思ってみたり。フランスのアングレーム漫画祭での話も良かったです。白眉は『百億の昼~』に集中した講義!2025/03/22

kamakama

24
高校生の頃からずっと追いかけてきた。同じような方、きっとたくさんいらっしゃるはず。こんなに長い間追いかけることができた幸せをかみしめた。出版が決まるやすぐに予約して、何度か発売日が延びて、ようやく手元にきたこの本。萩尾先生の女子美大での講義録である。女子美では何度か公開講座も開かれ、私も2回聴講させていただいた。至福だった。今回は、ご両親との葛藤が萩尾先生の創造の土壌の一つであったお話がとてもよかった。どんなマイナスもプラスに変えられる自分でありたいものだ。萩尾先生、どうか末永くご活躍ください。2025/04/16

mahiro

23
萩尾氏の女子美大での講演をまとめたもの。 今までの作品を描くきっかけやインスピレーション、作品を構成してゆく過程など… 今はデジタルでも原稿を描いているなど、歳を経ても新しい事に挑戦する飽くなき創作力は素晴らしい。別の本でも読んだが分かり合えない親との葛藤も…教科書以外は読んではいけない、たまに読んでいいのは偉人伝と言う親の圧も凄まじいと思った。2025/05/26

Gen Kato

6
女子美における講演録。『イグアナの娘』に昇華された母子関係がすさまじい。萩尾先生が描く「母の怒り」の表情、本当に怖いですからね… あと山岸涼子先生、巫女体質なんだろうか(大ファンのくせに今さらかもですが)2025/05/05

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