萩尾望都という物語―女子美での講義より〈2〉

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萩尾望都という物語―女子美での講義より〈2〉

  • 萩尾 望都【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • ビジネス社(2025/04発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784828427058
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0079

出版社内容情報

漫画界のレジェンド・萩尾望都が女子美術大学で行っている特別講義を収録。漫画家自身が創作の秘密を語ります。

漫画界のレジェンド・萩尾望都が女子美術大学で行っている特別講義を収録。漫画家自身が創作の秘密を語ります。40年ぶりの再開で話題となった『ポーの一族』のストーリーが生まれるまで、『イグアナの娘』の背景にあった実母との葛藤など、作品誕生にまつわるエピソードが盛りだくさんです。さらに、デジタルとアナログの手法を用いて繊細な画面ができるまでの工程も初公開。ここでしか見られない情報が満載。

内容説明

萩尾望都が自身の創作について語る。学校の図書室で読書に没頭し、自ら物語を生み出すことに目覚めて高校生でマンガ家になると決意。両親の反対や編集者の意見にも曲げず、やがて売れっ子作家への階段を駆け上る―。

目次

第1章 両親との葛藤から生まれた作品たち(40年ぶりに再開して話題になった『ポーの一族』の舞台裏;漫画家になることを志すも認めてくれない親との闘いの日々 ほか)
第2章 フランス人を魅了する萩尾望都の世界(アングレーム国際漫画祭で萩尾望都の展覧会が開催;フランス人の美的感覚が活きる展覧会と充実したカタログ ほか)
第3章 物語を深めるキャラクターの描き方(8頭身は何を着せても似合う基本中の基本のバランス;『ポーの一族』の頃になるとキャラクターがよりスレンダーに ほか)
第4章 人はなぜ物語を必要とするのか(編集にボツにされても自分の好きな世界を諦めなかった;自分にとって負の経験でも作品として昇華した『イグアナの娘』 ほか)
第5章 萩尾望都が描く物語の世界(戦う少女に惹かれて『百億の昼と千億の夜』を漫画化;手と脳は密接に繋がっている 手を動かすとイメージが湧く ほか)

著者等紹介

萩尾望都[ハギオモト]
1949年、福岡県生まれ。1969年、「ルルとミミ」でデビュー以来、SFやファンタジーなどを取り入れた壮大な作風で名作を生み出し続けている。『ポーの一族』『11人いる!』で1976年第21回小学館漫画賞、『残酷な神が支配する』で1997年第1回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞、『バルバラ異界』で2006年第27回日本SF大賞ほか受賞多数。2012年には少女マンガ家として初の紫綬褒章を受章。2016年、40年ぶりに『ポーの一族』の新作を発表。2017年朝日賞を受賞。2019年文化功労者に選出。2024年、日本芸術院会員に就任。2011年より女子美術大学の客員教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

天の川

60
女子美での特別講義なので、作画に関する技術的な部分も多く、それがまた面白い。でも、やっぱり1970年代の儚げで美しい絵が好きだなぁ。『ポーの一族』や『トーマの心臓』の連載をむさぼるように読んだ学生時代の衝撃と相まって。中期の『イグアナの娘』や『半神』もとても好きな作品。萩尾さんと御両親の確執は有名な話だが、ご本人の解説によって、心の傷が作品に昇華されるまでの時間は確執を乗り越えるのに必要な時間だったのだなと感じた。2025/06/13

猫ぴょん

39
望都様の講義を受講された方々が羨ま〜✨ 今回取り上げた作品で好きなのは「小夜の縫うゆかた」 ポーの一族やSFも最高🥰だけど、こうゆう優しい日常の短編も大好き😍 2025/09/27

ぐうぐう

38
女子美での講義を収録する第2弾。前著では、聞き手の内山博子の漫画に造詣が深くない浅い質問にゲンナリとさせられたのだが、本著ではやや異なった印象を受けた。その無邪気とも言える質問の浅さが、答える側の萩尾望都にとっては新鮮で、だからこそオープンな気持ちで解放的な回答を導いているという効用が感じられたのだ。『イグアナの娘』を描く動機となった母との葛藤は以前から披露されることの多いエピソードではあるが、ここまで詳細に語ることを許したのは、内山の功績かもしれない。(つづく)2025/04/03

akihiko810/アカウント移行中

36
萩尾望都(モー様)の女子美大での講義をまとめた一冊。第2弾。印象度A- フランスの漫画賞「アングレーム国際漫画祭」のことや、「百億の昼と千億の夜」「半神」「イグアナの娘」の制作秘話などが語られる。 頑固な母親とののっぴきならない関係が名作「イグアナ~」を生み出したが、仕事で対立した母との関係をここまで語ったのは、インタビュアーの内山博子との関係が良好だからだろう。いい仕事をしたね。 「百億の昼~」は絶対読みたくなった。家に持ってるはずだが、どこにある?2025/07/25

kamakama

34
高校生の頃からずっと追いかけてきた。同じような方、きっとたくさんいらっしゃるはず。こんなに長い間追いかけることができた幸せをかみしめた。出版が決まるやすぐに予約して、何度か発売日が延びて、ようやく手元にきたこの本。萩尾先生の女子美大での講義録である。女子美では何度か公開講座も開かれ、私も2回聴講させていただいた。至福だった。今回は、ご両親との葛藤が萩尾先生の創造の土壌の一つであったお話がとてもよかった。どんなマイナスもプラスに変えられる自分でありたいものだ。萩尾先生、どうか末永くご活躍ください。2025/04/16

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