大論争!哲学バトル

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大論争!哲学バトル

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046013101
  • NDC分類 100
  • Cコード C2010

出版社内容情報

前代未聞!? 古今東西の哲学者たちが一同に会して時事問題をぶった斬る!

対話形式でわかる哲学入門の決定版!
古今東西37人の哲学者・思想家たちが、時代と場所を超えて大集結!

貧困と格差/戦争/尊厳死/グローバリズム/愛国心/生きる意味…
混迷の時代を生きるための問いに、哲人たちが熱く吠える!

哲学者たちのイラストは、『逆転裁判』でおなじみのイラストレーター岩元辰郎描き下ろし。


●登場する論客たち
ソクラテス/プラトン/アリストテレス/プロタゴラス/エピクロス/アウグスティヌス
トマス・アクィナス/カルヴァン/ベーコン/ホッブズ/デカルト/ヒューム/ルソー
カント/アダム・スミス/ベンサム/J・S・ミル/ヘーゲル/キルケゴール/フォイエルバッハ/マルクス
ニーチェ/ソシュール/レヴィ=ストロース/カール・シュミット/ヤスパース
サルトル/レヴィナス/カミュ/ロールズ/釈迦/孔子/孟子/荀子/荘子/森鴎外/ガンジー

●テーマ
格差はどこまで許されるのか?
殺人は絶対悪なのか?
少年法は厳罰化すべきか?
人間の本性は善なのか悪なのか?
戦争は絶対悪なのか?
グローバリズムと愛国心、どっちが大事?
人類の歴史を動かすものは何なのか?
社会と自分、行動を決めているのはどちらか?
最高の快楽と幸福とは何か?
自由は本当に必要か?
人は「1+1=2」を生まれつき知っているのか?
天国のような別の世界はあるのか?
神はいるのか、いないのか?
この世界に真理はあるのか?
何のために生きるのか?

【著者紹介】
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内容説明

前代未聞!?ソクラテスからガンディーまで古今東西37人の哲人達が集まり、時事問題から哲学史上の大難問まで15の問いをめぐって大激論!対話形式でわかる哲学入門の決定版。

目次

格差はどこまで許されるのか?―富の偏在は不公平なのか?
殺人は絶対悪なのか?―これが認められる状況はあるのか?
少年法は厳罰化すべきか?―厳しい制裁に社会的意味はあるのか?
人間の本性は善なのか悪なのか?―性善説と性悪説によって見えてくるものとは?
戦争は絶対悪なのか?―大量殺人は許されるのか?
グローバリズムと愛国心、どっちが大事?―大切なのは世界か、国か、はたまた自分自身か?
人類の歴史を動かすものは何なのか?―人が歴史を作るのか、別の原動力があるのか?
社会と自分、行動を決めているのはどちらか?―構造主義と実存主義、20世紀最大の論点?
最高の快楽と幸福とは何か?―量と質の満足、どちらをとる?
自由は本当に必要か?―自由か、それとも社会規制か?
人は「1+1=2」を生まれつき知っているのか?―「経験」が先か「理性」が先か、哲学史上の大論争
天国のような別の世界はあるのか?―世界をめぐる一元論と二元論の戦い
神はいるのか、いないのか?―説明できないものを説明する
この世界に真理はあるのか?―懐疑主義を乗り越えられるか?
何のために生きるのか?―生きることとは何か?

著者等紹介

畠山創[ハタケヤマソウ]
北海道生まれ。早稲田大学卒業。専門は政治哲学(正義論の変遷)。現在、代々木ゼミナール倫理、政治・経済講師

岩元辰郎[イワモトタツロウ]
フリーイラストレーター。ゲームや、アニメーション等のキャラクターデザインを担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鱒子

49
友人本。37人の古今東西の哲学者を登場人物とし、それぞれの論旨をベースに15のお題について対話形式でfight!空想でこれを書き上げた著者のスキルの高さに脱帽です。まあ、fightした割に勝敗が決まらないのは、いたしかたあるまい… もともと哲学に勝敗などない、先人の知恵を借りつつ答えは自分で見つけるものーー個人的にはそう思います。イラストはゲーム「逆転裁判」の岩元辰郎さん。イラストのおかげでとても読みやすかったです。2018/07/09

しーふぉ

17
もしも哲学者が討論したらどうなるのかという仮想対談です。簡単に哲学を学べるかと思ったけど、なかなか頭に入って来なかった。2019/10/20

Miyako Hongo

17
完全にジャケ買い。てか、この表紙は卑怯。□古今東西の哲人が一堂に会して戦争の是非や格差の是非を論争する内容。イラストは”逆転裁判”のキャラデザの人。ソクラテスからサルトルまで、大御所を余すところなく押さえた上に、森鴎外やらガンジーやら孔子孟子に釈迦まで出てくるオールスターぶり。それぞれの問題を通じて各々の哲人の思想をつまめるのがポイント。釈迦が超絶美形。□個人的に哲学とは別のくくりにされちゃう事が多々あるレヴィ・ストロースとソシュールが登場してるのがうれしい。シニファンとシニフェ、ひさしぶりに聞いたわ。2016/08/15

袖崎いたる

14
良い点は哲学的視線の乗り越えと乗り越えられの弁証法的連関が簡明に提示されているとこ。悪い点は有名哲学者が教条主義的というかおバカに感じられてしまうとこ。明らかに同じ案件の別なレベル同士での議論なども見られ、スポーツを論じるのに応援の観点と選手の観点とを対立させているようなものが見られるのはちょっと戯画化が過ぎる気がした。でも良い点は哲学史の価値を教える意味で、本書は有効であることは間違いない。消費者が哲学に要求するのがツンデレだとすると、哲学が哲学者に要求するのはデレツンだよ…てのが本書全体の印象かな。2016/06/16

たばかる

13
この手のもの、若干舐めていたのですが、よみものとして結構面白いです。2022/10/09

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