出版社内容情報
GHQ×東武東上線、
東海道新幹線×小田急ロマンスカー、
幻のディズニーランド×国鉄常磐線、
タワマン×JR京葉線・・・
日本の社会を豊かにし、経済を発展させた22の原動力
鉄道が大きく変えた、100年の歴史をめぐる旅に出かけましょう。
内容説明
GHQ×東武東上線、東海道新幹線×小田急ロマンスカー、幻のディズニーランド×国鉄常磐線、タワマン×JR京葉線…。日本の社会を豊かにし、経済を発展させた22の原動力。
目次
第1章 明治期にはタピオカも運んでいた!?鉄道貨物の150年(高度経済成長を物流面で支えた鉄道貨物;昭和の台所を支えた行商列車と鮮魚列車 ほか)
第2章 戦争は鉄道をどう動かしたのか?(軍にコントロールされる鉄道;戦時設計と桜木町事故の悲劇 ほか)
第3章 世界を変えた新幹線(新幹線前史 広軌鉄道・弾丸列車構想の紆余曲折;小田急SEを誕生させた技術者たち ほか)
第4章 黄金時代の鉄道とマイカー普及による交通の世代交代(下山事件と国鉄スワローズ;ディズニーの日本誘致と鉄道 ほか)
第5章 平成への助走 国鉄の終焉と新生JRの誕生(民間企業になったJR 国鉄体質脱却の初手はサービスの改善?;経営効率化の観点から進められた機械化・省力化 ほか)
著者等紹介
小川裕夫[オガワヒロオ]
1977年、静岡市生まれ。行政誌編集者を経てフリーランスライター。取材テーマは地方自治、都市計画、内務省、総務省、鉄道(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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過疎化やマイカー普及→鉄道不要論が浮上・一部路線が廃線 2072年・鉄道開業200年にー存続の危機懸念 昭和初期から鉄道網が拡大→通勤・通学に利用→生活圏の広がりに貢献 鉄道貨物ー工業化→戦後・旅客中心運営ー貨物が脇役に 戦時中は政府統制下→不要不急線の廃止や単線化進行 物流面で鉄道貨物の再評価→農産物・水産物輸送に貢献 高度経済成長ートラック輸送が普及→鉄道貨物の役割縮小 国鉄・貨物列車の高速化やコンテナ輸送で売上維持模索 鉄道存続には人口動態や交通政策が鍵・新たなビジネスモデル必要。2025/02/01