出版社内容情報
1920年代から21世紀の現在までに活躍した、素晴らしい才能に恵まれた名カメラマン(撮影監督)たちの仕事ぶりとバイオグラフィを紹介する。
著者等紹介
古澤利夫[フルサワトシオ]
10代の頃から映画業界に入り、パラマウント映画での契約を経て1966年2月に20世紀フォックス映画日本支社に入社。88年宣伝部次長、90年宣伝部長、91年宣伝本部長。97年12月20日公開の『タイタニック』で、当時の日本興行収入史上最高の263億円を上げる。20世紀フォックス映画在社37年間に宣伝・配給に携わった作品は502本。その大ヒット作の多くでゴールデン・グロス賞最優秀金賞・銀賞、読売映画・演劇広告賞最優秀賞を受賞。『ダイ・ハード3』、『インデペンデンス・デイ』、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』、『ファイト・クラブ』、『PLANET OF THE APES/猿の惑星』では毎日映画コンクール宣伝最優秀賞を受賞。2018年までの53年間に宣伝・配給、企画・製作に携わった作品が817作品。その売り上げを合算すると6227億8600万円を超える。宣伝・配給、興行・製作の全方位を眺望する稀有の“全身映画人”(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
83
映画の名カメラマン達が紹介されている。映画が始まった頃から現在に至るまで、多くの名カメラマンが誕生してその技術や映画に対する取り組み方に影響されて、また新しいカメラマンが生まれて新しい技術や技法が現れる。しかし映画の世界もデジタル化でフィルムは、アメリカでコダック社が細々と生産されている。30年くらいはほとんどがフィルムだった、今より大きくて重くリアルで確認できない、その状況で次々と名作が作られてきた。色調やポジション、照明などカメラマンたちの個性が伝わってくる。図書館本 2024/11/21
kaz
2
映画の名カメラマンの作品を紹介。カメラマンごとにどのような作品をとっていたのか眺めるというのも面白い。図書館の内容紹介は『国を超え、時代を超え、越境を繰り返しながら数多くの映画史に残る名作を創り上げてきたカメラマン。1920年代から現在までに活躍した名カメラマン(撮影監督)を厳選し、その仕事ぶりとバイオグラフィを紹介する』。 2024/10/27
Kb54081271Kb
2
これは洋画ファンには嬉しい本では?映画監督と比べて知名度が低いカメラマンを紹介した本ですが、とにかく映画の名シーンの写真がふんだんに使われていてまずは目が喜ぶ。私の好きなN.キッドマンもらうあちこちに出てきます。まずお目当ての映画を写真で探して、そこから撮影エピソードを読む。そんな読み方をしてます。2024/09/20