出版社内容情報
“独立国・台湾”と“文革2.0の中国”が衝突。
中国への未練をさっさと捨てよ!
中国封じ込め。勝つのは日本!
内容説明
“独立国・台湾”と“文革2.0の中国”が衝突。中国への未練をさっさと捨てよ!
目次
第1章 冷戦の復活。西側グループの「中国封じ込め」
第2章 日本に求められる台湾との正式なパイプづくり
第3章 頼清徳・新総統の対中戦略を読む
第4章 日・米・台・中―半導体をめぐる戦い
第5章 習近平一強体制の異常さ
第6章 大失速する中国経済
第7章 日本企業はさっさと中国から撤退せよ!
著者等紹介
渡邉哲也[ワタナベテツヤ]
作家・経済評論家。1969年生まれ。日本大学法学部経営法学科卒業。貿易会社に勤務した後、独立。複数の企業運営などに携わる。大手掲示板での欧米経済、韓国経済などの評論が話題となり、2009年、『本当にヤバイ!欧州経済』(彩図社)を出版、欧州危機を警告し大反響を呼んだ。内外の経済・政治情勢のリサーチや分析に定評があり、さまざまな政策立案の支援から、雑誌の企画・監修まで幅広く活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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sakadonohito
6
う〜ん。著者のいつもの論調って感じだった。なるほどと思ったのは、TSMCが九州(熊本)に工場を作ったのは安定した電力供給(原発)と水資源が豊富という理由らしい。半導体工場は電気と水を大量に使うのでそれらが安定供給される好条件が揃っていたようだ。著者は中国からの撤退を早くしろと主張。奇しくも出版直後(2024年6月)に蘇州で日本人学校バスが襲撃される事件、その後9月には日本人児童が殺害される事件が起きている。日本については半導体産業注力しろと主張している。2025/09/16
Mark X Japan
6
台湾に関することが多く、台湾の最近の情勢などが参考になりました。そして、いよいよチャイナリスクが本格化するのでしょうか。日本国内の政治(政権)がどうなるかもポイントになると思います。☆:4.02025/07/26