教養としての文明論―「もう西洋化しない」世界を見通す

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教養としての文明論―「もう西洋化しない」世界を見通す

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  • サイズ 46判/ページ数 280p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784828426273
  • NDC分類 203.1
  • Cコード C0021

出版社内容情報

高坂正堯、梅棹忠夫、井筒俊彦、宮崎市定、丸谷才一。
“知の巨人たち”の名著を解読!
なぜトランプ人気は衰えず、ロシア・中国・イスラムは妥協しないか――
歴史に精通するふたりが、現代世界の謎を解く。

内容説明

高坂正堯、梅棹忠夫、井筒俊彦、宮崎市定、丸谷才一。“知の巨人たち”の名著を解読!なぜトランプ人気は衰えず、ロシア・中国・イスラムは妥協しないか―。歴史に精通するふたりが、現代世界の謎を解く。

目次

第1章 梅棹忠夫『文明の生態史観』―「ヨーロッパvsユーラシア」は宿命なのか(いまなぜ「文明論の復権か」;アカデミアの「内輪の相撲」はもう要らない ほか)
第2章 宮崎市定『東洋的近世』―GAFAの資本主義は世界を「中国化」する(日本生まれの「グローバル・ヒストリー」;遊牧民は破壊者でなく「交易者」 ほか)
第3章 井筒俊彦『イスラーム文化』―「滅びない信仰」の源泉は天皇制も同じ?(イラン革命という「歴史観の転換」;「聖俗一致」で共同体を作るイスラーム ほか)
第4章 高坂正堯『文明が衰亡するとき』―冷戦期から「トランプ」を予見したリアリズム(いまも「現役」の国際政治学の遺産;シュンペーターが見た「商人国家」の限界 ほか)
第5章 丸谷才一『忠臣蔵とは何か』―事前に「革命」の芽を摘むJエンタメの起源(明るくなった江戸時代のイメージ;「史実」と「物語」の入れ子構造 ほか)

著者等紹介

呉座勇一[ゴザユウイチ]
国際日本文化研究センター助教。1980年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。同大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専攻は日本中世史。『戦争の日本中世史』(新潮選書)で第12回角川財団学芸賞受賞

與那覇潤[ヨナハジュン]
評論家。1979年、神奈川県生まれ。2007年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。当時の専門は日本近現代史。地方公立大学准教授として7年間教鞭をとった後、17年に病気離職。20年、『心を病んだらいけないの?』(斎藤環氏との共著、新潮選書)で小林秀雄賞。21年の『平成史』(文藝春秋)を最後に、新型コロナウイルス禍での学界の不見識に抗議して歴史学者の呼称を放棄した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

六点

84
梅棹忠夫「文明の生態史観」、宮崎市定「東洋的近世」、井筒俊彦「イスラーム文化」、高坂正堯「文明が衰亡するとき」、丸谷才一「忠臣蔵とは何か」の、文明論の名著5冊を、日本史学者の呉座勇一と評論家与那覇潤が縦横に語り合う。 2024/06/01

ta_chanko

18
梅棹忠夫・筒井俊彦・高坂正堯らの名著から、中国・ロシアなどの大陸地域と、西欧・日本などの辺境地域の特性などについて語られる。やや大雑把な感はあるが、それによって各地域の特性や歴史的事象の意味が整理され、世界をみる上での座標軸になる。2024/12/11

ねぎま

3
あくまで一意見として知見にするには面白い1冊2024/10/16

Go Extreme

2
文明論の復権: 歴史学の大きな視点ー文明論の復権必要 研究のトレンド: 重箱の隅をつつく傾向→歴史のメッセージが社会に届かず 細かい歴史的事件を描く本も人気 ハラリとビッグヒストリー: 歴史を飛び越えた議論 人新世という概念ー文明よりも大きな単位の議論 グローバル・ヒストリーへの批判: 内輪の相撲 一国史の枠組みを超えた研究 梅悼の生態史観 文明とナショナリズム: 日本の文明継続性⇔他国との接点や影響無視 歴史の教訓: 近代化の過程や文明の衰退考察→現代社会の問題に対して新たな視点提供 文明の進化と未来2025/01/26

kaz

1
『高坂正堯「文明が衰亡するとき」-冷戦期から「トランプ」を予見したリアリズム』のみ読了。高坂先生の考え方を改めて整理する機会となった。図書館の内容紹介は『なぜトランプ人気は衰えず、ロシア・中国・イスラムは妥協しないのか。歴史に精通するふたりが、高坂正堯、梅棹忠夫、井筒俊彦ら“知の巨人たち”の名著を解読し、現代世界の謎を解く』。 2025/01/17

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