出版社内容情報
患者の幸福を考えない、医者と官僚の利権天国。
この国は破綻する!
現場のリアルを知る関係者たちが、
「厚生労働省ムラ」の罪を告発。
藤井氏による「特別書下ろし」を加え、
論壇誌『クライテリオン』の大人気特集を書籍化!
ウイルス学者 宮沢孝幸氏と藤井聡氏との特別対談も収録
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「過剰医療」問題が隠蔽され続けてきたのは、
100兆円規模にも及ぶ病院や製薬メーカー、
保険会社といった医療関連業界にとって、
それが「不都合な真実」だったからだ。
彼らは医療が過剰であればあるほど、
利益を拡大できるのだ。
しかも彼らは常に、戦後日本を覆う
「生命至上主義」という空疎なイデオロギーで正当化され続けた。
これがあれば、過剰医療の批判者たちを
内容説明
患者の幸福を考えない、医者と官僚の利権天国。この国は破綻する!現場のリアルを知る関係者たちが、「厚生労働省ムラ」の罪を告発。
目次
はじめに―生命に関わる「タブー」を乗り越えるために
(座談会 森田洋之;大脇幸志郎;藤井聡)生を蝕む「病院文明」に抗うために
(対談 宮沢孝幸;藤井聡)新型コロナウイルスを巡る真実と、それを潰す医学界とアカデミア
『過剰医療』が今、日本を亡ぼしつつある
人間のための医療か、医療のための人間なのか?―「過剰医療」批判序説
ウイルス学者から見たコロナ対策の異常さ
鬼化した秀才たちが「過剰医療」を進める―HPVワクチン接種被害とそれへの一部フェミニストの加担を問う
過剰なのは医療ではなくセキュリティ?―生政治とは
過剰医療研究をより良い医療に生かすために
近代医療は人を幸せにするのか
過剰医療を問う―薬学倫理の視点から
「過剰医療」の構造―ベテラン医師がその諸相を描く
著者等紹介
藤井聡[フジイサトシ]
1968年奈良県生まれ。京都大学大学院工学科教授。同大学レジリエンス実践ユニット長。『表現者クライテリオン』編集長。京都大学工学部卒、同大学大学院修了後、同大学助教授、イエテボリ大学心理学科研究員、東京工業大学教授を経て、2009年より現職。2018年よりカールスタッド大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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