太郎の嫁の物語

個数:

太郎の嫁の物語

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784828425207
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「大丈夫なんだろうか、わたし・・・」
義父・三浦朱門、義母・曽野綾子。
NHKでドラマ化された曽野の小説、『太郎物語』のモデルもであり、
作家夫婦のひとり息子・太郎に嫁いだ著者を迎えたのは、
心温かくも、強烈な個性の家族だった。

「奇矯な家に、奇矯な嫁が来た」三浦太郎氏 談

―――――――――――――――――
結婚してからずっと、私は夫とその家族に驚き続けてきた。
実家とはあまりにも違うタイプの家族を前に、何度も息をのみ、
「いったいこの人達はどうなっているのだろう」と仰天した。
―――――――――――――――――


「太郎君と結婚するのはやめた方がいいんじゃないかな」
真剣な顔で先生は言った。「僕は暁子ちゃんが消耗するのを見たくないんだ。(中略)
何といっても、作家のひとり息子だ。それも、両親共に作家だ、そこらへんのこと、ちゃんとわかってる?
覚悟して結婚しようと思ってる?」と、矢継ぎ早に質問してくる。
私は今もトロいが、当時は若く、今よりさらに何もわかっていなかった。
先生がそんなことを言うために、忙しい中をわざわざ会いに来てくれたと知り、ただ嬉しかった。

内容説明

義父・三浦朱門、義母・曽野綾子。NHKでドラマ化された曽野の小説、『太郎物語』のモデルでもあり、作家夫婦のひとり息子・太郎に嫁いだ著者を迎えたのは、心温かくも、強烈な個性の家族だった。

目次

第1章 まずは、夫・太郎(五〇年経ってもわからない人、それは…夫;いきなり「俺、大学、辞めてきた」 ほか)
第2章 次に、祖父・逸雄と祖母・小イシ(あまりに個性的な三浦の祖父母;恋しいと思い合う関係を築くには ほか)
第3章 そして、義父・三浦朱門(三浦朱門との初対面;義父が焦った日 ほか)
第4章 それから、義母・曽野綾子(田園調布は高級住宅地ではなかった?;田園調布にまつわる昔話 ほか)
第5章 最後に、私たち家族(結婚とは気味が悪いものだ;引っ越し自慢 ほか)

著者等紹介

三浦暁子[ミウラアキコ]
エッセイスト・作家。1956年、静岡県生まれ。上智大学文学部卒。在学中に、曽野綾子と三浦朱門の長男・三浦太郎と結婚。その後、エッセイを書くようになり、現在に至る。神戸新聞紙上で「文芸エッセー」選者をつとめるほか、「のじぎく文芸賞」選者、ウマ科学会の雑誌「Hippophile」編集委員をつとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chimako

85
太郎さんも暁子さんも同年代。太郎さんの出身大学は叔父が英米を卒業、先輩や友人も進学しているので勝手に親近感を覚える。そして、現在の職場は学部は違うが弟と同じ。お二人のテリトリーが身近な場所だったなんてね。暮らしぶりや環境はリンクするところはないけれど、へぇって思う。太郎さんのおじい様おばあ様のお話から、ちょっと本が好きな一般庶民の私だって知っている有名作家のお父様お母様。そして、太郎さんや息子の太一さん。よくもこんなにキャラの立った方々が揃ったものだと(暁子さん含め)感心してしまった。「太郎物語」読むよ。2023/11/29

ばう

64
★★★義父母は作家、祖母は新劇女優、祖父はその座付き作者、雑誌編集者という一家の一人息子と結婚した著者。家族になるのは少々尻込みしてしまうような経歴を持つ人達でご本人もいまだに驚くことばかりという。でもみんな嘘のない真っ直ぐな人達で著者もびっくりしながらもすっかり溶け込んでいるではないか。実に破天荒で個性的な人ばかりだけれど暁子さん自身もおおらかで物怖じしない性格だから上手く付き合えているのかも。義父母に床の模様を聞かれて「脂の多いコンビーフ」なんて発想は普通は出来ない(私には)。2024/06/28

榊原 香織

64
”太郎物語”の太郎さんは、人類学科の先輩で、飲み会でお見かけしたことがある。結婚したばかりの奥様も一度拝見。髪の長いきれいな人でした。 今はエッセイ書いてるんですね。 婚家の話だけでネタが持つって凄い。読み易い。2024/01/31

ミーママ

43
図書館の本📚️ 三浦朱門と曽野綾子の子供太郎さんのお嫁さんが書かれた話。 とてもユニークな家族だな。面白かった‼️ 2024-122024/02/08

あや

40
三浦朱門曽野綾子夫妻のご子息三浦太郎夫人による家族エッセイ。三浦朱門曽野綾子夫妻エピソードも面白いが三浦朱門氏のお父様のエピソードも面白かった。2024/02/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20988652
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品