出版社内容情報
陰謀論など「世の中の不安をあおる奇妙な言説」は政情不安とともに現れる。国際情勢や安保危機、さらには景気悪化、社会不安の高まりとともに、「その背後にある本当のワルを浮かび上がらせる」「真実の姿はこれだ!」とぶち上げ、世の中の不安をあおる輩が出てくる。本書では、ウクライナ戦争を機に続出した「ロシアン・ナラティブ」の言説を整理し、その怪しさを、人物とオピニオンの両面から論破する。さらに、安倍元首相の暗殺事件後に噴出した左翼(アベガー)の奇妙な言説を一挙紹介。日本をブチ壊そうとする輩のひどさを浮き彫りにし、一刀両断する。
内容説明
“左も右も”情報戦に騙されるインテリ。不安を煽る奇妙な言説を徹底検証!安倍元首相暗殺事件後、マスコミのプロパガンダに勝つ方法。
目次
プロローグ 日本分断計画はしぶとく続いている
第1章 リトマス試験紙としてのロシア・ウクライナ戦争(勉強しない人ほど陰謀論を唱えやすい;行動力のある人が陰謀論を真に受けると… ほか)
第2章 国際秩序を壊し、世界を変えたいロシア(ウェストファリア体制に戻したいロシア;原体験はチェチェン共和国 ほか)
第3章 ロシアの同類・中国の暴走は止まらない(巨大な不良債権を抱える中国;金融機関で起きているモラルハザード ほか)
第4章 欧米社会が分断計画で発狂する?(フランスでは分断計画が進行中;マクロン大統領への不満が高まっている ほか)
第5章 安倍元首相暗殺後・日本分断を阻止せよ!(安倍晋三元首相暗殺事件はなぜ起きたのか;「殺されて当然」という左翼の論調はテロ礼賛と同じ ほか)
著者等紹介
上念司[ジョウネンツカサ]
1969年、東京都生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。在学中は創立1901年の弁論部「辞達学会」に所属。日本長期信用銀行、学習塾「臨海セミナー」勤務を経て独立。2007年、経済評論家・勝間和代氏と株式会社「監査と分析」を設立。取締役・共同事業パートナーに就任(現在は代表取締役)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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