出版社内容情報
小室直樹[コムロナオキ]
著・文・その他
内容説明
学びと主張がなければ国民主権は纂奪される。
目次
プロローグ―誤解だらけのデモクラシー理解
第1章 大いなる資質を具えた政治家とは―田中角栄だけが、唯一のデモクラシー政治家である理由
第2章 官僚は、どう操縦するのか―角栄は、彼らを「生きたコンピュータ」と評した
第3章 果たして金権政治は“悪”か―デモクラシーは膨大なコストをかけて購うもの
第4章 政治家の「徳」とは何か―「運命を下僕にする力」こそ為政者の要件
第5章 デモクラシーとは何か―果たして「国民主権」が守られているのか
第6章 暗黒裁判だったロッキード角栄裁判―江戸時代のままの日本人の法意識こそ問題
著者等紹介
小室直樹[コムロナオキ]
政治学者、経済学者。昭和7(1932)年、東京生まれ。京都大学理学部数学科卒業。大阪大学大学院経済学研究科、東京大学大学院法学政治学研究科修了。東京大学法学博士。この間、フルブライト留学生としてアメリカに留学し、ミシガン大学大学院でスーツ博士に計量経済学を学ぶ。マサチューセッツ工科大学大学院でサムエルソン博士(1970年ノーベル賞)からPh.D Economicsを授与される。また、同大学院ではソロー博士(1987年ノーベル賞)に理論経済学を、ハーバード大学大学院ではアロー博士(1972年ノーベル賞)とクープマンス博士(1975年ノーベル賞)に理論経済学を、スキナー博士に心理学を、パースンズ博士に社会学を、ホマンズ教授に社会心理学を学ぶ。平成22(2010)年9月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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