泣くために旅に出よう―涙旅のススメ

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  • サイズ B6判/ページ数 143p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784408454825
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0026

内容説明

毎日ひとりで闘っているあなた。失恋の痛みから立ち直れないでいるあなた。自分に自信がないあなた。未来への不安で心がふさがってしまうあなた。旅歴25年、涙旅の先輩が伝える、自分らしく生きるためのマイ・スタンダード。かなしみ、怒り、笑い、そして感動…。それぞれの旅に、いろいろな涙がある。

目次

1 感動して泣く―心が静かにふるえる旅(オーロラはすべての人に降りそそぐ(レイキャビク/アイスランド)
ブータン人ガイドのくれたやり遂げる力(パロ/ブータン) ほか)
2 かなしくて泣く―哀しみと悲しみを秘めて(幸せな孤独感を求めて(エスペランス/オーストラリア)
孤独のクリスマス(パリ/フランス) ほか)
3 怒って泣く―このやるせない想い(ごまかすな、請求書!(ヴェニス/イタリア)
ピース・イン・バリ(バリ/インドネシア) ほか)
4 笑って泣く―泣いたり笑ったり。それが旅(3時間おひとりさまディナー修行(ニューヨーク/アメリカ)
ああ、嬉し恥ずかし混浴ビデュー(バーデンバーデン/ドイツ) ほか)

著者等紹介

寺田直子[テラダナオコ]
トラベルジャーナリスト。東京生まれ。旅行会社勤務後フリーランスとして独立。女性誌、旅行サイト、新聞、週刊誌などで紀行文、旅情報を執筆。独自の視点とトレンドを考えた斬新な切り口には定評あり。ホスピタリティビジネス、日本の観光促進をライフワークとし、現在、山口県観光審議会委員のほか、東京・伊豆大島、青森県の観光活性化などに尽力(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっこ

60
泣くための旅…《涙旅》を勧めるエッセイ。一章が短くさらっとしているけど、どれもこれも素敵なプランで今すぐ海外に旅立ちたくなります。スリランカのアーユルヴェーダ、ちょっと怖いけど気になるなぁ。あとシドニーのゲイパレード。文章を読んでいるだけで泣きそうになりました。マンネリカップルのための、時間差海外旅行という提案が素敵。海外一人旅は抵抗あるけど、これなら行けるかもしれない。あとがきがとても良かったので、一部コメントに抜粋します。今は自分のためにばかり泣いてる私だけど、いつか人のために泣けるようになるかな。2016/05/27

野のこ

41
たくさんの旅の短いストーリー。現地の人の優しさ、温かさに触れ、心が洗われる。頑固にならんくていいのよ、と涙への背中をおしてくれそう。特にボツナワの新月の夜空に輝く天の川の表現する文章にため息。新月は希望のかけら。ホットチョコレートを飲みながら眺めるオーロラは人々の心を豊かにする。12星座の涙旅占いもあって面白かったです。おうし座の私は「美味しいものを食べる旅、いい香りのする旅」ですって。これまさに私のことじゃん!!(図々しい) そういえば涙もろいけど最近、玉ねぎ以外では泣いてないかも…。 2017/12/09

ぶんこ

26
旅先で流す涙、感動して、悲しくて、怒って、笑って。その4章毎の涙のエッセイ。 オーロラ、朝焼け、台湾の人の優しさ等々、感動出来る旅を味わうと、旅をやめられません。 そして戦争の傷跡、湾岸戦争時のハワイのひと気のなさ。観光は平和産業を実感する事が多いそうです。 2014/06/24

リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん

21
1回の旅あたり割くページは、4ページ程でわかり易い内容です。最初は涙旅の概念が理解で来ませんでしたが、感受性を豊かにして、相手を思いやって共感することで、例え言葉が通じなくても自然と涙は出るのかなと思います。久々に海外旅行に行きたくなりました。2015/02/06

空まめ

9
予想してた本とちょっと違ってた。でも、もしこれから旅に出るとしたらもう一度読んでみたいと思った。これもひとつの出会いってことで。2014/11/01

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