出版社内容情報
バブル崩壊前夜を迎えた超借金経済大国の後始末
すべてはバカ殿の仕業?
3度目の「歴史決議」は世界への挑戦状だ!
そして拍車がかかる中国の若者の〝諦観〟と〝絶望〟
宮崎正弘氏との対談収録!
内容説明
超借金経済大国の蹉跌!習近平版文化大革命で国内は大波乱!しかし米国は戦わずとも中国は自滅する運命にある!中国経済「成長神話」の終わりのはじまり。ハイパーインフレ後、軍靴の音が北京で響きはじめる。
目次
第1章 発動された「習近平版文化大革命」
第2章 右往左往・支離滅裂の中国「戦狼外交」
第3章 拍車がかかる若者の“諦観”と“絶望”
第4章 バブル崩壊前夜を迎えた超借金経済大国
第5章 すべてはバカ殿の仕業
第6章 特別対談 宮崎正弘氏との対話
著者等紹介
石平[セキヘイ]
1962年中国四川省成都市生まれ。80年北京大学哲学部入学。83年頃毛沢東暴政の再来を防ぐためと、中国民主化運動に情熱を傾ける。同大学卒業後、四川大学哲学部講師を経て、88年留学のために来日。89年天安門事件をきっかけに中国と「精神的決別」。95年神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関に勤務。2002年『なぜ中国人は日本人を憎むのか』を刊行して中国における反日感情の高まりについて先見的な警告を発して以来、日中問題・中国問題を中心に評論活動に入り、執筆、講演・テレビ出演などの言論活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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謙信公
10
「すべてはバカ殿習近平の仕業!?」副題が良い。習近平の如く国民の神経を逆なでるバカ殿は見たことがないという。習近平のアキレス腱は毛沢東、鄧小平並みの金看板に欠けること。台湾併合を完遂すれば2人を凌駕することになる。もう一つは、不動産バブル崩壊後の不満や混乱を対外戦争で押さえつけること。その時、バカ殿は天下一の凶暴者になるだろう。6割以上の若者が西側先進国は中国から「価値観」「政治」「民主化」を学ぶべきと思っている習近平版文化大革命で、最早中国の常識は世界の非常識。米国は戦わずとも中国は自滅する運命にある。2023/05/10
Pon
3
星22022/03/05
安土留之
3
中国通の石平さんならではユニークな視点や情報によかつる中国の現状解析。裏話をいろいろ知れて面白いけど、点描的なので、これはひとつの意見として、遠藤誉さんなどの本との併読をオススメします。2022/02/22
OHNO Hiroshi
3
大きく膨らんで、ぽしゃる、いつ見られるか。早ければいいな。2021/12/18
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- 和書
- 家計簿の中の昭和