出版社内容情報
令和の若者へ託す21世紀の大戦略
失敗の本質と歴史の教訓を学べ!
日本よ! このままで勝てるのか?
台湾有事は絵空事ではない!
サイバー、情報、核、そして迫りくるハイブリッド・ウォー
危うい日本の危機意識に警鐘を鳴らす!
「ジャックと豆の木」の如く巨大化する中国はなぜ覇権拡大に走るのか。150年にわたって自国を蹂躙された屈辱の歴史を教え込まれ、愛国主義をたぎらせる中国は、ついに歴史の復讐戦に突入した。中国が狙う最大かつ最後の獲物が台湾の回復である。中国共産党にとって台湾の奪取こそ栄光の最終章でなければならないのだ。台湾有事は絵空事ではない。尖閣諸島も戦場になる可能性がある。このままでは日本は中国に太刀打ちできない。自由主義陣営は「開かれたアジア太平洋」という大戦略の下に結束し、新たな核抑止戦略についての議論を始めるべきだ。今こそ有事の備えを急がなければならない。
内容説明
日本よ!このままで勝てるのか?台湾有事は絵空事ではない!サイバー、情報、核、そして迫りくるハイブリッド・ウォー。危うい日本の危機意識に警鐘を鳴らす!
目次
第1章 中国は必ず台湾、尖閣奪取に動く
第2章 危うい日本の危機意識
第3章 中国の「歴史の復讐」が始まった
第4章 転換する戦後日本外交
第5章 対中戦略をどう描くか
第6章 新たな核戦略の議論を
著者等紹介
兼原信克[カネハラノブカツ]
同志社大学特別客員教授。1959年山口県生まれ、80年外務公務員採用上級試験合格、81年東京大学法学部卒業、同年外務省入省、条約局法規課長、総合外交政策局企画課長、北米局日米安全保障条約課長、在アメリカ合衆国日本国大使館公使、総合外交政策局総務課長、外務省大臣官房参事官兼欧州局、在大韓民国日本国大使館公使、内閣官房内閣情報調査室次長、外務省国際法局長、内閣官房副長官補、内閣官房副長官補兼国家安全保障局次長を経て、2019年退官。20年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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