台湾VS中国 謀略の100年史―なぜ中国共産党は台湾を支配したがるのか?

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台湾VS中国 謀略の100年史―なぜ中国共産党は台湾を支配したがるのか?

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  • サイズ 46判/ページ数 263p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784828423289
  • NDC分類 319.22
  • Cコード C0031

出版社内容情報

孫文以来、近代中国における、国民党と共産党の攻防を明らかにする。
蒋介石VS.毛沢東
蒋経国VS.鄧小平
李登輝VS.江沢民
馬英九VS.胡錦涛
蔡英文VS.習近平
まで政治のウラがわかる本。


未熟なリーダー・孫文/中国共産党と中国国民党は、ソ連を介在とした「兄弟党」
乱世のどさくさで出世した毛沢東/張学良によるクーデター「西安事件」
日中戦争に救われた中国共産党/旧満州で始まった国共内戦
共産党が「3大決戦」に勝った/打ち砕かれた毛沢東の早期台湾統一の野望
アメリカが介入しない範囲での台湾攻撃/中華民国が「中国の再統一を放棄する」状況に
?経国に最大限の譲歩を示した鄧小平/「共産党が勝者で国民党が敗者」という固定観念を逆転
李登輝総統による戦略的な中国挑発/人民解放軍の大規模演習で目覚めた台湾人
江沢民が台湾に仕掛けた微笑外交/「小三通」を条件付きで解禁
胡総書記と連主席の歴史的な会談/陳雲林・海峡両岸関係協会会長の訪台
台湾がWHO総会へのオブザーバー参加を勝ち取る/台湾の学生による反中「ヒマワリ運動」
66年目の「トップ会談」が実現/「李登輝チルドレン」の民進党主席
「韓国瑜・傀儡政権」をもくろんだ中国/台湾社会をめぐる3つの大変化
台湾の全面的な統一を半ば諦めた共産党

内容説明

「尖閣諸島」も台湾進攻作戦のターゲット!?“国民党VS共産党”の歴史をヒントに、習近平のシナリオを読む。

目次

1 国民党vs共産党―創建世代の栄枯盛衰(中国国民党の誕生 1894年~1926年;中国共産党の誕生 1921年~1935年;〓介石vs毛沢東1 1936年~1949年;〓介石vs毛沢東2 1949年~1975年)
2 台湾vs中国―三党の権謀術数(〓経国vs〓小平 1975年~1988年;李登輝vs〓小平、江沢民 1988年~2000年;陳水扁vs江沢民、胡錦涛 2000年~2008年;馬英九vs胡錦涛、習近平 2008年~2016年;蔡英文vs習近平 2016年~2021年)

著者等紹介

近藤大介[コンドウダイスケ]
1965年生まれ、埼玉県出身。東京大学卒業。国際情報学修士。講談社入社後、中国、朝鮮半島を中心とする東アジア取材をライフワークとする。講談社北京副社長を経て、現在『週刊現代』『現代ビジネス』編集次長(特別編集委員)。2008年より明治大学講師(東アジア国際関係論)も兼任。2019年に『ファーウェイと米中5G戦争』(講談社+α新書)で岡倉天心記念賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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makio37

12
国民党と共産党の誕生から、現在の蔡英文vs習近平に至るまで。各年代の指導者の人となりがわかるエピソードが満載で、飽きずに読めて且つ流れが掴みやすい。蒋介石vs毛沢東はまるで「項羽と劉邦」…、蒋経国と鄧小平は気心の知れた仲…、「台湾のゴルバチョフ」李登輝→堅物の陳水扁→「中国語を話す陽気なアメリカ人」馬英九→堅物の蔡英文が脱中国を目指す、という台湾総統の流れ等。香港の例を見た台湾人には今後「一国二制度」はNGだが、習近平にとって『祖国統一』は建前では済まされない目標。中台のこれからを見るのが楽しみだ。2022/08/16

bass

2
【p.252以下から引用】 これまでのような単純な中台関係ではなく、「米中新冷戦」の中に組み込まれていくということです。台湾の新総統選挙がこれだけ香港情勢に左右されたことの意味は、「米英の民主」と「中国の経済」のどちらを選択するかということだったわけです。これはすなわち、「米中新冷戦」によってアジアの多くの国が抱える問題でもあります。なぜなら、軍事はアメリカに依存し、経済は中国に依存している国・地域が、日本や韓国も含めてアジアの多数を占めているからです。 【引用終わり】 至言である。 2023/03/09

イフル

1
台湾有事が騒がれる昨今に中台100年歴史を再認識のため読む…政治的な歴史は理解できた。偉大な指導者李登輝の存在が大きい、司馬遼太郎がその拡声に一枚噛んだとは… 中共が台湾を軍事的に併合、統一?中国の経済を飛躍させてのは鴻海やフォックスコムなど台湾企業だったのをお忘れか…軍事力増強できたのもそのお陰では…それをミサイル発射で威嚇…天に唾吐く行為とはまさにこのこと。2022/08/28

terry

1
孫文、口先だけの残念な男。中国近代史のそんなトリビアな話が出てくる。現代中国を理解するのに役立つ一冊。2022/06/29

転天堂

0
中国(北京政府、中華人民共和国)と台湾(台北政府、中華民国)の、成り立ちから現在までの相克をコンパクトにまとめている。トランプ再選もあり、2027年がちょっと怖くなってくる。2024/12/03

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