内容説明
ワクチンを打つ前に知ってほしい本当のこと―。いつ、新型コロナの流行は終息するの?「変異株」に対してもワクチンは効く?いつも飲んでいるクスリとの併用は大丈夫?みんなが知りたい疑問にズバリ答えます!
目次
第1章 新型コロナって、いったい何?
第2章 知っておきたい免疫のしくみ
第3章 スペイン風邪の教訓
第4章 新型コロナの治療とクスリの話
第5章 誰も教えてくれないワクチンの話
第6章 インエンザワクチンが語ること
第7章 新型コロナのワクチンは打ったほうがいいの?
第8章 新型コロナとうまくつきあう方法
著者等紹介
近藤誠[コンドウマコト]
1948年、東京都生まれ。医師。「近藤誠がん研究所」所長。73年、慶應義塾大学医学部卒業後、同医学部放射線科に入局。79~80年、米国へ留学。83年から、同放射線科講師を務める。96年に刊行した『患者よ、がんと闘うな』(文藝春秋)で抗がん剤の副作用問題を初めて指摘し、医療の常識を変える。2012年、第60回菊池寛賞を受賞。13年、東京・渋谷に「近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来」を開設。14年、慶應義塾大学を定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミライ
38
医師の近藤誠さんによる新型コロナワクチン本。新型コロナウイルスの概要から、免疫のしくみ、新型コロナワクチンの内容まで、ウイルスとワクチンの歴史的経緯を交えてコロナワクチンを打つべきか・打たないべきかが解説される。スペイン風邪とかインフルエンザを振り返っての過去の教訓が語られているが、今も昔も人々の対応はあまり変わらず、歴史は繰り返すという感じがする。2021/07/05
めるみ
9
気付き①人の免疫システムの凄さに感動!へたに解熱剤や抗生物質は服用しない。体の機能調整の異常を引き起こす②パンデミックはウイルスではなく人の行いが引き起こす③遺伝子ワクチンはじめワクチンは不自然なものである。 納得した上で、ワクチンを投与したい!2021/08/11
だい
8
過去、人間社会は「ペスト」「はしか」「結核」などの感染症で、パンデミックを経験してきている。インフルエンザが猛威を振るって多くの死者が出た時もあった。歴史は繰り返すものであり、考えてみると、感染する事に理屈などなくて、人が免疫を持つか、ウィルスが弱毒化するのを待つしかないのかなと思ったリする。でも急変して死に至るコロナは怖い。2021/08/26
maxseki
7
コロナ本を3冊立て続けに読んだが、一番自分の考えに近い印象を受けた。もともとワクチンというものに根拠のない疑念を持っていたが、その根拠を代わりに示してもらったような感じだ。もちろん100%鵜呑みにはできないが、自分の中でワクチンとの向き合い方が定まった気がする。2021/07/16
人間万事塞翁が馬
6
9月に入り、一気に涼しくなりましたが、夏はもう去ってしまったのでしょうか。夏大好き人間の自分として、もう少し夏が続いたら、と思うのですが。そして、どうせ行ってしまうのであれば新型コロナも一緒にどこかへ連れて行ってくれれば良かったのに。 ワクチンのことが色々と言われていますが、新型コロナも、その抑止のためのワクチンも、経験のないことで、正直、「今考えられるベスト尽くすのみ」という感じではないでしょうか。もちろん、打たない自由・選択は否定しないですが、とにかく、自由に活動できるように戻ることを祈るのみです。2021/09/05