内容説明
他人に感謝し、親切にすると、快楽ホルモンが分泌される―。周りから尊敬され、人望の厚い方々は、いくつになっても若々しく、発想も柔軟。なにより、利他の精神に富む好人物が多い。これは快楽ホルモンの作用で、脳が活性化し、心身ともに若返るという幸せの好循環が起きているのである。最新医学の研究を踏まえ、名医がその仕組みを解説。
目次
第1章 「利他」が人生を幸福にする医学的根拠
第2章 「利他」と「感謝」は日常の行いから
第3章 小生の尊敬する「利他」の人々
著者等紹介
石原結實[イシハラユウミ]
1948年、長崎市生まれ。長崎大学医学部を卒業して、血液内科を専攻。のちに同大学院博士課程で「白血球の働きと食物・運動の関係」について研究し、医学博士の学位を取得。スイスの自然療法病院、B・ベンナークリニックやモスクワの断食療法病院でガンをはじめとする種々の病気の自然療法を勉強。コーカサス地方の長寿村にも長寿食の研究に5回赴く(ジョージア共和国科学アカデミー長寿医学会名誉会員)。テレビ、ラジオなどの出演や全国講演でも活躍中。著書は300冊以上にのぼる。米国、ロシア、フランス、中国、台湾、韓国、タイなどで合計100冊以上が翻訳出版されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
1
人体内の細胞・臓器・器官→すべて他者のために働いている 他人を助ける→ヘルパーズハイ 新設の5つの副作用:幸福・心臓/血管強化・抗老化効果・人間関係・広がる ホルモン(ギリシャ語)=刺激・興奮させる サイトカイン:白血球が作り出す生理活性物質 ハンス・セリエ:自分の置かれた環境等に感謝→がん克服 血液の汚れ→万病の原因 病気の症状=病気を治すための血液浄化反応 病気:病を治そうとする反応 力の欠如:結婚しない=決断力→結婚した=判断力→離婚した=忍耐力→再婚した=記憶力 山本五十六元帥:男の修行 2020/04/05
とーこ
0
筆者が「はじめに」で、自らを「医師にしては珍しく誰にでも深々と頭を下げて挨拶できるし、面白い冗談を言って他人を笑わせるのも得意」「考えなくても誰にでも親切にできるし、しゃべる時は、いつもニコニコと笑顔」と評している。この時点で、おや?と嫌な予感がした。案の定、自称「謙虚で、親切で、面白い人」が書いた、面白くなく、高慢で、説教くさい本でした。残念。2024/05/05
ukifune
0
著者が医学博士だからか、ホルモンの名前もちょこちょこでてきてわかったようなわかんないような。ギリギリスピリチュアルじゃないふんわりしたところも読みやすい。卑近な例から歴史上の話もあるのがまたわかりやすい。2022/06/12