昭和史〈上〉松本清張と私

個数:

昭和史〈上〉松本清張と私

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月20日 10時18分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784828419251
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0021

内容説明

没後25年!作品を愛した著者があえて問う清張の『昭和史発掘』に疑義あり!

目次

序章 『昭和史発掘』に疑義あり
第1章 陸軍機密費問題“軍部”
第2章 石田検事の怪死“謀殺”
第3章 朴烈大逆事件“国家”
第4章 芥川龍之介の死など“作家の死”
第5章 北原二等卒の直訴“軍隊”
第6章 日本共産党の問題“共産党”
第7章 満洲某重大事件“満洲”

著者等紹介

渡部昇一[ワタナベショウイチ]
上智大学名誉教授。1930年、山形県生まれ。1955年、上智大学大学院修士課程修了。ドイツのミュンスター大学、イギリスのオックスフォード大学に留学。ミュンスター大学哲学博士(1958年)、同大学名誉哲学博士(1994年)。深い学識に裏打ちされた鋭い評論で知られる。第24回エッセイストクラブ賞、第1回正論大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あきこ

3
本書を読んで自分の昭和というものの印象が松本清張氏によって深く影響されていたことを認識した。そうか、そういうことだったのかと眼からウロコのような感じだ。全く違う側面から考えると昭和という時代の印象はずいぶんと違うものになってくるのだ。いくつもの目線で時代を捉えることの楽しさを味わっている。下巻も期待。2017/05/15

Shinsuke Mutsukura

2
また読まなくちゃいけない本が増えてしまったじゃないですか。「日本共産党の研究」立花隆。「紫禁城の黄昏」R.F.ジョンストン。 全く、俺らが学校で習った歴史ってのは何だったんだよ?って感じですね。 あの連中給料泥棒もいいとこだなぁ。 まあ、それは置いといてこの本は読まなきゃいかんでしょ。日本の正しい歴史の窓口にお勧めです。私は、松本清張の「昭和史発掘」は読了したんですが、ここまで書いたんだからお前、真相知ってんだろ?という詰めの甘さを感じていたのですが、マスコミや共産党のイヌじゃ、仕方ねぇか。2017/08/22

しゅんのすけ

1
保守派の碩学である渡部昇一氏が、共産党のシンパである松本清張氏の愛読者というのは意外であったが、昭和史発掘を執筆した当時の松本清張氏が国民的人気作家であり、この作品のテーマ設定も画期的・独創的なものだったということだろう。 自分も十数年前に拝見したが、特に2.26事件あたりの記述には圧巻の取材量と推理小説的な論理展開に引き込まれるように読了したのを覚えている。 ただし、渡部氏の昭和史の論旨は明確で、敬意は払いつつ、昭和初期を暗黒時代と捉える清張史観に疑義を呈していく。特に田中義一総理更迭の分析は出色。2019/01/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11247428
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。