内容説明
日米プロレスの起源から現代まで150年以上にわたり幾多のレスラーが紡いだ叙事詩をレジェンドたちの生の声とともに克明に綴る「プロレス史」決定版。
目次
序章 プロレスとはなにか?(プロレスのルール=“やる側”と“観る側”の不文律;プロレスファンというライフワーク ほか)
第1章 日本人とプロレス(“最古の日本人プロレスラー”ソラキチ・マツダ;浜田庄吉の日本初のプロレス興行 ほか)
第2章 プロレスの神がみ(“20世紀の鉄人”ルー・テーズ;“神様”カール・ゴッチ ほか)
第3章 伝説の男たち(ハンセンが語るジャイアント馬場;ハンセンが語るジャンボ鶴田 ほか)
第4章 プロレス世界史(プロレスの源流;プロフェッショナル・レスリング第一期黄金時代 ほか)
著者等紹介
斎藤文彦[サイトウフミヒコ]
1962年1月1日、東京都杉並区生まれ。プロレス・ライター、コラムニスト、編集者、プロレス解説者、大学講師(スポーツ社会学、サブカルチャー論、メディア文化論)。筑波大学大学院人間総合科学研究科博士後期課程満期退学。在米中の1981年よりプロレスを取材。1983年の創刊時から『週刊プロレス』に記者、編集としてかかわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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U-Tchallenge
2
プロレス黎明期から近年までを膨大な分量でまとめられている一冊。入門なのではあるのだけど、これをいきなり読み進めるのはなかなか骨が折れるだろう。ある程度プロレスの歴史等を知っている者が読めばとても興味深く読み進められるだろう。この本を書く著者もすごいが、読了できる者も同じぐらいすごいのではないだろうか(笑)。2023/05/14
sheep book
1
プロレスの歴史教科書っぽくしたかったのかもしれませんが、整理の仕方が乱雑でした。ひとつひとつの話は興味をもって読めますが、入門とはいきません。書きたかったことを好きなようにまとめただけの読み物としては楽しめます。2018/05/10
yoyogi kazuo
1
プロレス知識はまるでないので一から勉強しようと思い読み始めたが、途中から話が細かすぎてついていけなくなった。良書ではあると思う。2024/04/10
inaryoXD11
1
プロレス入門にはこのくらいは知っておけということか…。第1章:日本でのプロレスの歴史。第2章:ルーテーズ、カールゴッチ、ビルロビンソン、ダニーホッジ。第3章:スタンハンセンをはじめとする日本で活躍した伝説の外人レスラー。活字プロレス大好きなぼくはとても楽しく、エキサイティングに読みました。 第4章はプロレス世界史ということで、この本の半分の分量のアメリカのプロレス史、そしてWWEの現在。別の本にしてもよかったくらい。 最後に、下巻をお楽しみにとあります。まだ入門するためには学ばなければならないのか!2020/12/18
豊平川散歩
1
これは入門というよりも、プロレスの哲学書みたいなものだと思う。かなり研究してますね。自分が一番知りたかった、プロレスビジネスの起源みたいなことが、書いてあり勉強になった。プロレスの父マルドゥーンのことは初めて知った。また、アメリカマット界の殿堂入りの話しも感傷的だ。色々と八尾長呼ばわりされるが、素晴らしいエンターテイメントスポーツだて、改めて勉強した。2017/06/05