内容説明
南シナ海紛争、尖閣激突、北朝鮮反乱、そして北京政変…。ニューヨーク在住の天安門事件リーダーと、日本在住チャイナウォッチャーが冷徹に分析した、暴走する中国の破滅的結末!
目次
第1章 反腐敗、政治闘争、暗殺計画―就任以来、劣化し続ける権力基盤
第2章 書店員拘束、パナマ文書、反腐敗挫折―私情と私憤が招いた四面楚歌
第3章 機密流出、軍改革、内部分裂―国内外で動き始めた時限爆弾
第4章 情報操作、巨大債務、大逃亡―劇薬すら効かないゾンビ経済
第5章 中国夢、尖閣有事、対中包囲網―孤立無援となった紅い軍国主義
第6章 反中北朝鮮、中露摩擦、日本核武装―自ら招いた不安と不信の近隣外交
第7章 政変、空中分解、寿命70年―2017年に待つ哀しい結末
エピローグ 天安門、大阪、ニューヨーク―祖国を厳しく見続ける本当の理由
著者等紹介
石平[セキヘイ]
1962年、四川省成都生まれ。北京大学哲学部卒業。88年来日。95年、神戸大学大学院博士課程修了。07年末、日本に帰化。14年、『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP研究所)で第23回山本七平賞を受賞
陳破空[チンハクウ]
1963年、四川省三台県生まれ。湖南大学、同済大学に学ぶ。87年、広州の中山大学助教授。89年、天安門事件に呼応し、広州での民主化運動をリーダーとして主導。同年及び93年に投獄され、計4年半に及ぶ獄中生活を送る。96年、アメリカに亡命。現在、政治評論家としてさまざまなメディアで中国分析を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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