悪の中国皇帝論―覇権を求める暴虐の民族DNA

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  • サイズ B6判/ページ数 274p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784828418605
  • NDC分類 222
  • Cコード C0022

内容説明

中国は易姓革命の国である。歴代国家は、全て前の王朝を否定することで、自己の正当性をアピールするのである。故に、自己の残虐さを糊塗するために、前皇帝をさらに暴虐に描くし、自ずと悪となる。日本の天皇が万世一系で、その時の権力者が、とりあえず天皇を尊び、元首としてきたこととは根本的な違いがある。皇帝権力の本質に迫る悪の叙事詩。

目次

酒池肉林―皇帝を堕落させた悪女の系譜
不老不死―「死」を超克しようとした始皇帝
人肉食―復讐か美食か、禁断の食材
頽廃―国政に無関心な皇帝の末路
暗愚―民なき王朝の行き着く先
廃位―外敵より恐ろしい宮廷内闘争
美男―必ずしも幸運とは言えない彼らの人生
悪妻型皇后―かくも恐ろしき大悪女たち
良妻型皇后―利権に群がる外戚を抑える
名医―世界最先端医学を持っていた中国
直情径行―故事「完璧」「刎頚の友」の背景
世界を手中に―四大発明を興したはずが
聖人君子―大陸に咲いた奇跡の花
愛欲背徳―王朝の最後に必ず現れる暗愚王
無勢が多勢を―烏合の衆と化す中国の病巣
毛沢東と習近平―歴史は繰り返す

著者等紹介

塚本青史[ツカモトセイシ]
1949年4月、倉敷生まれ。大坂で育つ。同志社大学卒業後、印刷会社に勤務しながらイラストレーターとしても活躍。78年及び81年の『年鑑日本のイラストレーション』(講談社)に作品の掲載がある。89年、小説推理新人賞(双葉社主催)の最終候補となり、小説家に転向。96年、『霍去病』(河出書房新社)が一躍注目を浴び、文壇にデビューする。12年、『煬帝』(日本経済新聞出版社)で第1回歴史時代作家クラブ賞作品賞を、14年、『サテライト三国志』(日経BP社)で第2回野村胡堂文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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香菜子(かなこ・Kanako)

17
悪の中国皇帝論 -覇権を求める暴虐の民族DNA-。塚本 青史先生の著書。中国史は皇帝による虐殺史というのは言い過ぎに思えるけれど中国史は皇帝による虐殺史という側面はあるのかな。過去や前例を否定することで自分たちの正当性を主張する。権力者はそれをしてしまいがち。そうすることで自分の立場を守るのが権力者。でもそれは中国だけではなくて世界中どこでも同じなのかな。覇権を求める暴虐の民族DNAは世界中どこにでもあるのかな。2023/12/11

ぽっぽママ

5
この後のことは書かれていないがこうなっただろうとか、この時こう考えたに違いないという書き方が小説家の視点だと感じた。あと歴史上のこの出来事や考え方が現代中国のこういうところと同じと断じているところが面白い。2016/07/18

まえぞう

1
塚本さんの評論です。彼の中国小説はすべて読んでますが、解説は初めてです。小説の見方のほうが楽しいです。2016/03/12

sonsofmarket

0
個人的には陳舜臣さんの名著「中国の歴史」をおさらいした様な感想。なかなか面白く読めた。ただしサブタイトルの「覇権を求める暴虐の民族DNA」は民族差別的でどうかと思う。2016/09/04

いつま

0
作者が知識を好きなように書いた本。テーマから外れた内容でも、好きなように書いていく為、読み進めるこどに疲れていく。2016/02/28

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