内容説明
「教養としての中国」と「現実の中国」、2つの中国に振り回された20世紀の日本人の悲劇!頭山満、宮崎滔天、内田良平、杉山茂丸、北一輝、石原莞爾、松井石根、影佐禎昭…。そして毛沢東に篭絡された日本人たちを断罪する!反日中国のはじまりと親日中国の実体。
目次
序章 日本人と老子(夏目漱石は老子の影響を大きく受けた;虚構としての中国 ほか)
第1章 中国の革命に人生を賭けた日本人たち(よく似た性格だった江藤新平と大隈重信;「佐賀公国」の県民性 ほか)
第2章 「反日」の源流をつくり上げた孫文と蒋介石(孫文と蒋介石のエゴイズム;反日をつくりだした孫文 ほか)
第3章 実現不可能な幻想としての満州(ウルトラマンにみる「地球国家」;建国の精神が崩壊した移民国家 ほか)
第4章 毛沢東に取り込まれた日本人たち(第二次世界大戦のターニングポイント;毛沢東の「奇妙なる親日」 ほか)
著者等紹介
渡辺望[ワタナベノゾム]
1972年群馬県生まれ。早稲田大学大学院法学研究科(刑事法研究室)修了。西尾幹二氏に師事し、雑誌やインターネットで評論活動を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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在我壷中
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『教養としての中国』将に、祖母へ習字、漢詩漢文、四書五経、百人一首と子供心に手解きに育つのでした。食、薬、漢学すらを『和製』と。世界最終戦争を米国vs満州(五族協和国)米大統領vs天皇陛下と。しかし『現実の中国』を孫文を蒋介石を知らずと著者は云うのだろう。戦後、結果の『欧米の番犬』と化した我が国。ただ、昨日の皇后陛下傘寿のこ言葉「世界の諍いの多くが、何らかの報復という形をとってくり返し行われて来た中で、わが国の遺族会が、一貫して平和で戦争のない世界を願って活動を続けて来たことを尊く思っています」とした」 2014/10/21
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- 和書
- 神よ、アフリカに祝福を




