内容説明
１０兆円企業となった鴻海帝国を率いるカリスマ経営者の教え「郭台銘語録」。町工場を世界企業にまでのし上げた、１日１６時間働く経営者の比類ない営業力！圧倒的な経営努力！洞察力、発想力を完全収録！！
目次
序章 ４つのもしも
第１章 スピード（製品を売らずにスピードを売る；ソフトウェア設計「０点」からの出発 ほか）
第２章 人才（キーパーソン人才の登用が企業を成長させる；与える度胸で人材を人財に変える ほか）
第３章 柔軟性（柔軟性とは何か；ネットワーク経済では情報を共有することが非常に重要 ほか）
第４章 逆境（重要なのは困難を突破する自信；企業が生き延びるには競争環境が必要 ほか）
第５章 イノベーション（イノベーションの本質は歴史的な転換をつくり出せること；８つのプラットフォーム革新の意義 ほか）
著者等紹介
張殿文［チョウデンブン］
イギリス・リヴァプール大学企業管理修士、中国復旦大学博士課程修了。大手マスメディアの文芸・スポーツ・財界各分野に担当し、継続して啓発的な華人の発掘と執筆を行ってきた
薛格芳［セツカクホウ］
台湾生まれ。１９９５年来日。明星大学教育学研究科博士後期課程修了。台湾と日本の安全保障、文化、経済などさまざまな交流に携わっている
黄文雄［コウブンユウ］
１９３８年台湾生まれ。１９６４年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』（台湾・前衛出版社）が大反響を呼び、評論家活動へ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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中島直人
8
(図書館)名言と、それに伴うエピソードを集めたもの。それにしても、強烈、凄い。少なくとも、大量生産という面では、日本企業は敵わないなと感じてしまう。2018/06/24
M
0
ホンハイ批判本の反証として。全体的に、中国の名言集のような印象。本当に仕事をし、勉強をしている人なのだと強く感じられる。「人材、人才、人財」という言葉が表す通り、有望なところには投資を惜しんでいないのだろうなと感じる。「責任感、向上心、野心」というステップの表現にも、なるほど、シャープとは格が違ったのだなだと。個人的に「地震が多いところの人々は警戒性が高い」という視点はなかったけれど、振り返ってみれば心当たりがあるので、そういう視点も大切と感じた。 2014/08/11
