内容説明
震災と原発事故でバラバラになった南相馬の少年たちは2011年6月、野球チームを結成した。歯をくいしばり、前を向き、打って、走って、投げたフクシマの少年たち、総勢28人の700日。
目次
序章 3.11が奪った野球少年の命
第1章 南相馬少年野球団の決意
第2章 放射能と戦う保護者たちの苦悩
第3章 「原発の町」の少年野球の現実
第4章 消える原発禍における高校野球
第5章 南相馬少年野球団の700日
終章 野球少年はホームを目指す
著者等紹介
岡邦行[オカクニユキ]
ルポライター。1949年、福島県南相馬市生まれ。法政大学社会学部卒。出版社勤務を経て、フリー宣言。スポーツを中心に野球、サッカー、ゴルフなどを取材。『野球に憑かれた男』(報知新聞社)で99年に第3回報知ドキュメント大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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