内容説明
国家・民族・歴史・文化などの多角的な視点から中韓台の3人の「知識人」が中韓の良心と良識を代弁する。
目次
第1章 国家
第2章 民族
第3章 歴史
第4章 文化
第5章 日本
第6章 反日
著者等紹介
黄文雄[コウブンユウ]
1938年台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。1994年巫永福文明評論賞、台湾ペンクラブ賞受賞。中国・東アジアに対する分析力は、高く評価されている
呉善花[オソンファ]
1956年韓国・済州島生まれ。1983年に来日、大東文化大学(英語学専攻)卒業。その後、東京外国語大学地域研究科修士課程(北米地域研究)修了。評論家。現在、拓殖大学国際開発学部教授。著書に、『攘夷の韓国 開国の日本』(文春文庫、第5回山本七平賞)などがある
石平[セキヘイ]
1962年中国四川省成都市生まれ。1980年北京大学哲学部入学。1988年留学のために来日。1989年天安門事件をきっかけに中国と「精神的決別」。1995年神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。2002年『なぜ中国人は日本人を憎むのか』刊行以来、日中問題・中国問題を中心に評論活動に入り、執筆、講演・テレビ出演などの言論活動を展開。2007年末日日本国籍に帰化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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トラビス
5
それぞれ祖国から売国奴と批判されている黄さん石さん呉さんの鼎談。嫌いな日本人として大江健三郎を挙げ批判しているのに笑った。中韓が反日を国是としている理由は歴史問題以上に仮想敵を作っておかなければならないという国内の政治上の事情があるらしい。日本のマスコミはこの中韓の靖国参拝批判や集団的自衛権行使反対に乗っかって自国政府を批判する。これこそが売国行為だ。2014/02/19
ちゃみー
1
国家、民族、歴史、文化、日本、反日の順で談話が進みます。日本についての記述では、嬉しくなる事あり、また耳が痛く反省しきりな事も。(^^;;2013/02/26
ノメ
1
台湾人と韓国人の著者による日本論。お国柄がよくわかる。2013/01/11
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