内容説明
習近平時代は、一触即発!キーマンは、章沁生、房峰輝ら将軍班または、劉亜洲。中国頼みの日本経済にも悪影響必至。
目次
序章 習近平政権に政治的安定はない
第1章 江沢民、胡錦涛を襲った政権の危機
第2章 習近平は問題山積国家の指導者の器にあらず
第3章 ナンバー2、李克強
第4章 習近平の座を狙う4人の政治的ライバル
第5章 特権階級に、習近平は手出しできない
第6章 地方政府は習近平の足元を揺るがす
第7章 政権の安定を揺るがす3つの勢力
終章 2013年、軍事クーデター勃発
著者等紹介
楊中美[ヨウチュウビ]
1945年、中国江蘇省生まれ。上海華東師範大学卒業、1981年に来日し、立教大学で博士課程修了。米ハーバード大学の特別研究員などを経て、1989年から1993年まで、雑誌『民主中国』の編集長を務める。現在は、横浜市立大学、法政大学講師
文海[ブンカイ]
中国上海生まれ。出版、映像プロデューサーとして幅広く活動中
三嶋信行[ミシマノブユキ]
1972年神戸市生まれ。東京大学文学部(宗教学宗教史学専修課程)卒。北京語言大学に短期留学後、日中学院(東京)で中国語を学ぶ。現職は某通信社中国・北朝鮮担当デスク
徳野豊[トクノユタカ]
1960年東京都生まれ。大阪外国語大学モンゴル語学科(現大阪大学外国語学部モンゴル語専攻)卒。横浜山手中華学校小学部・中学部で中国語を学ぶ。現職は某通信社中国担当主任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Humbaba
2
中国はまごう事無き超大国である.しかも,安定していない超大国である.現在の権力基盤は安定していないため,今後クーデターが起こる可能性は十分にある.そして,その時に世界に与える影響は,非常に大きなものとなるだろう.2012/02/17
T坊主
0
中国政界、軍隊等の内部事情が詳しく書いてあり、読み応えがあった。残念だけれどまた天安門事件以上の動乱が近近未来に起こりそうですね。そのときに被害、犠牲を受けるのは一般庶民。歴史は繰り返される。私たちは歴史の生き証人となるのか。2010/12/15
バリバリブーン
0
丁度今年は2013年ということで、本書のタイトルに興味をもちました。 内容は、政権を担うキーマンの紹介がほとんどで、最も興味があるクーデターについては、最後の最後にちょっと紹介されている程度でした。 キーマンの紹介は、非常に参考になるのだが、本書のタイトルと内容の乖離が激しく、正直がっかりしました2013/11/03
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