内容説明
徹底的に嫌った三人とは誰か?韓国併合、日中戦争をどう認識していたか?みずからの戦争責任をどう考えていたか?死の間際まで気に掛けていたことは?著者、昭和天皇論の集大成。
目次
第1章 畏るべき昭和天皇(昭和天皇と反逆者;「あっ、そう」の力―『The Sun(太陽)』(ソクーロフ監督)を観て)
第2章 近代天皇の誕生(光格天皇から昭和天皇まで)
第3章 昭和天皇と戦争責任(国際人としての昭和天皇;昭和天皇は「戦争責任」をどうとらえたか)
第4章 皇室の危機と現代(皇室危機の本質とは何か;皇位継承と皇室のあり方 ほか)
第5章 日本文化と天皇の政治(政治の彼方の虹;文化としての天皇政治 ほか)
終章 皇室を本来の姿に(天皇は古来「女性格」の存在である)
著者等紹介
松本健一[マツモトケンイチ]
1946年群馬県生まれ。東京大学経済学部卒業。評論家、麗澤大学教授。法政大学大学院で近代日本文学を専攻。大学院在学中に発表した評伝「若き北一輝」で注目される。95年『近代アジア精神史の試み』(中央公論社)でアジア太平洋賞、2001年『日本の近代1 開国・維新』(中央公論社)で吉田茂賞、2005年に司馬遼太郎賞、『評伝 北一輝』(全五巻、岩波書店)で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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