田村高廣の想い出―日本人への遺言

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784828413075
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0036

内容説明

先ごろ亡くなった名優、田村高廣氏。彼の生き方を生涯にわたって律したのは、戦時中の学徒勤労動員における悲劇であった。田村氏が備えていて、いまの日本人がなくしてしまった「日本人としての品格」を記す。「富田メモ」で渦中の人、故松平永芳・元靖国神社宮司の遺訓も収載。

目次

序章 急逝
第1章 京都府立第三中学校―田村との出会い
第2章 名優、阪東妻三郎―「ボンボン、男の子はなあ…」
第3章 半田、そして田村の映画デビュー
第4章 『紅の血は燃ゆる』―仲間との編集会議
第5章 落合の日記―忘れられぬ畏友
第6章 殉難学徒の厳父慈母
第7章 松平元宮司―靖国神社の事
第8章 わが心友、田村高廣

著者等紹介

渡辺一雄[ワタナベカズオ]
1928年京都府生まれ。45年4月より8月まで海軍兵学校舞鶴分校に入校、52年旧制大阪市立商科大学を卒業後、株式会社大丸入社。在職中より作家活動を始め77年『野望の椅子』で日本作家クラブ賞受賞。流通経済、リーダー論をテーマに企業小説やノンフィクションを執筆。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。