内容説明
この本は、メールのような便利なものがあるこの時代に、敢えて不便な伝達手段である「手紙」の良さを知ってもらうために書いたものである。
目次
第1章 人間味のある手紙を書こう(おじさんの戸惑い;悪筆がイイのだ ほか)
第2章 ラブレターが手紙の原点だった(十六歳、はじめてのラブレター;ラブレターに、主観の出し惜しみは厳禁 ほか)
第3章 「自分流」手紙で、文例集はいらない(日本人は形式がお好き;文例集ひき写しは、ホントにつまらない ほか)
第4章 考えあぐねたら、“手紙魔”たちに学ぶ(我が家の年賀状のこだわり;親への無心の手紙、そして母親からの手紙 ほか)
第5章 手紙の道具はこれで十分(安価な筆記用具で大丈夫;便せんは、ナント使わない ほか)
著者等紹介
坂川栄治[サカガワエイジ]
1952年北海道生まれ。装丁家、デザイナー、文章家、写真家。書籍の装丁を手がける一方、広告、映画、空間デザインなどの幅広いアート・ディレクションを行う。93年には講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。代表作には、吉本ばなな『TUGUMI』、ヨースタイン・ゴルデル『ソフィーの世界』、J.D.サリンジャー/村上春樹訳『キャッチャー・イン・ザ・ライ』などのベストセラー作品がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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