内容説明
原油がバレル50ドルの大台に乗ったとしても、前世紀の「オイルショック」と大きく異なり、全面的な物価上昇に繋がらなかった点を無視してはならない。『郵政民営化』によって巨額の個人金融資産が市場になだれ込み、莫大な経済効果がもたらされる。日本が景気回復から再び高度成長を遂げることは、もはや疑いようがない。
目次
序章 動き出した日本
第1章 高度成長のカギ・「小泉構造改革」の行方
第2章 再び高度成長する日本経済
第3章 世界に貢献する日本
第4章 大局面を迎えた中国
第5章 世界秩序の安定・日本の防衛
第6章 朝鮮半島に残った最後の冷戦構造
著者等紹介
長谷川慶太郎[ハセガワケイタロウ]
国際エコノミスト。1927年京都生まれ。1953年大阪大学工学部卒。新聞記者、雑誌編集者、証券アナリストを経て、1963年独立。最先端の技術を踏まえた「現場」から見る独特の経済分析と先見力に定評がある。1983年『世界が日本を見倣う日』で第3回石橋湛山賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。