内容説明
中曽根康弘元総理、憲法について緊急提言。「憲法よりメシを重んじてきた」つけがいま至るところに溢れている。
目次
第1章 いま憲法改正は必要か
第2章 還暦せまる日本国憲法の履歴書
第3章 アメリカニズムに満ちた前文
第4章 天皇は「文化的元首」である
第5章 自主防衛、そして先制攻撃の是非
第6章 義務なき権利規定への大いなる懸念
第7章 首相公選制と非常事態を論ず
著者等紹介
中曽根康弘[ナカソネヤスヒロ]
1918年生まれ。東京帝国大学法学部卒業。47年、群馬3区から衆議院議員初当選。59年、科学技術庁長官として初入閣。以後、運輸大臣、防衛庁長官、通産大臣兼科学技術庁長官、行政管理庁長官などを歴任。82年、第11代自民党総裁、第71代内閣総理大臣に就任。87年、戦後3番目の長期政権の幕を閉じる
西部邁[ニシベススム]
1939年生まれ。東京大学経済学部卒業。東京大学教養学部助教授などをへて教授となる。88年退職。現職の頃より、経済、政治、社会学など多方面にわたる言論活動、研究成果は高い評価を得ている。月刊誌『発言者』主宰、秀明大学学頭
松本健一[マツモトケンイチ]
1946年生まれ。東京大学経済学部卒業。法政大学大学院で近代日本文学を専攻中、『若き北一輝』を発表、文筆の道に。現在は、麗沢大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。