内容説明
適職を探すこと、職につくこと、職のために腕を磨くこと、職を極めることは生涯を通じた課題でありライフワークである。しかし「ノウハウ論」や「あるべき論」が闊歩し、実態や現実との距離が広がっている。本書では、就職に関する「神話」崩壊の背景を分析し、現実に即した就職活動のための前提を考察する。
目次
序章 大卒の就職をめぐる１０の神話
第１章 就職力というもの（就職力とは？；就職意志力 ほか）
第２章 激変する企業の採用事情（学生は就職難、企業は採用難；採用方法の多様化と職種別採用 ほか）
第３章 適所・適職探し（就職は働く場と仕事探し；自分探し ほか）
第４章 就職力向上のために（大学に期待するものは「礼儀・マナー」教育；「キャリア講座」と「インターンシップ」 ほか）
著者等紹介
根本孝［ネモトタカシ］
明治大学経営学部教授。１９４４年生まれ。明治大学大学院経営学研究科博士課程修了。日本能率協会、中央商科短期大学を経て現職。著書に、『グローバル経営と調整メカニズム』（共著・文真堂：経営科学文献賞受賞）など
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