内容説明
生きるとは、死とは、国とは、日本人とは、平和とは、そして、愛とは…。藤岡弘、が魂を込めて熱く語る。
目次
第１章 今まさに日本人の真価が問われている
第２章 「日本の心」を思い起こせ
第３章 武士道精神が日本を復活させる
第４章 大いなる自然に抱かれて
第５章 熱き心をボランティア活動へ
第６章 二十一世紀の人類へ捧ぐ
著者等紹介
藤岡弘［フジオカヒロシ］
俳優。１９４６年愛媛県生まれ。劇団と俳優養成所を経て、松竹映画ニューフェイスとしてデビュー。主な出演作に『仮面ライダー』『勝海舟』『特捜最前線』『連続テレビ小説「あすか」』などのテレビドラマ、『野獣死すべし』『日本沈没』『大空のサムライ』などの映画、『ＳＦソードキル』『Ｋ‐２』などのハリウッド映画がある。米国のアクターズ・ギルド（俳優組合）に所属。武道家でもあり、空手初段、居合道初段、柔道三段、抜刀道四段、小刀護身道四段、刀道七段（教士）。ＮＧＯ（非政府組織）、グローバル・レインボーシップ（ＧＲＳ）の理事も務め、アフリカ、中近東、東欧、東南アジア、中南米、オセアニア、北方領土四島、奥尻島など国内外問わず、各地の紛争地帯や被災地でメンバーと共に救援活動を行なっている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
C-biscuit
12
図書館で借りる。仮面ライダー１号の映画がやっており、藤岡弘、について本を読んでみる。ちなみに映画は見ていない…。たまにテレビに出てくる藤岡弘、は素敵であるが、この本を読んで初めて気づいたことがある。藤岡弘の後に”、”がついていることである。こだわりの”、”のようである。本の中身は、古き良き日本と今の世を嘆くような内容であるが、ボランティアを通じた実践の世界を紹介し、今の若者にまさに喝を入れる内容である。私は共感出来る部分が多く、多くの意見に賛成である。１５年くらい前の本であったので、近況の本も読みたい。2016/05/07
にゅ
3
全体を通して「広い視点で志を持って生きること」の重要性が語られていてかなり共感できる。かねてより私自身、我欲を満たし続ける事の限界に悩んでおり「いかにより良く生きるか」という事を血眼になって探していたため、本書との出会いは、模範にできる先輩を見つけた気分で嬉しい。個人的には、現在の社会は様々な部分で利害が絡み合っており、仮面ライダーの様に一部の悪を撲滅する事が全体の向上に繋がらないどころか、返って余計なトラブルを生じさせてしまう様に仕組み造られていて、そこで人々はどうしていいかわからなくなっている様に思う2020/04/14
