内容説明
本書は格闘技という知られているようで、まったく知られていない「真」の部分を紹介し、俗に蔑んで言われるところのオタク、ではなく、格闘技を、正面から見られる者になってもらうためのものである。
目次
第1章 ほんとうの強さとは(キレたら負ける;ストリートファイトについて;トラブルに遭遇した場合 ほか)
第2章 思索する日常(格闘技あれこれ;競技としての格闘技と実戦的格闘技;立ち技の真髄 ほか)
第3章 これが掣圏道だ(なぜ掣圏道なのか;掣圏道は何を目指すのか;従来の総合格闘技と掣圏道の違い ほか)
著者等紹介
佐山聡[サヤマサトル]
1957年11月27日、山口県下関市に生まれる。柔道、アマレスの経験をもとに新日本プロレスに入門。海外遠征ののち、その圧倒的な運動神経とセンスを見こまれ、タイガーマスクとしてデビュー、一世を風靡する。しかし新格闘技への熱意はやみがたく、人気の頂点にあった83年に新日本プロレスを引退。86年には新格闘技「シューティング(修斗)」を創設する。その後、一定の成果の上がったシューティングを離脱し、アントニオ猪木とともにUFO(世界格闘技連合)に参画。理論を突きつめた結果、99年に市街地型実戦武道「掣圏道」を創設、現在に至る
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