内容説明
かつて小売業界のリーダーとして君臨した百貨店には、文化価値創造力と市場牽引力が内在している。それゆえ現在の百貨店に求められるのは、他業態の台頭に動じないアイデンティティーの再構築だ。百貨店の復権に情熱を傾ける著者が、自らの体験に基づいた構造課題の分析とその克服を通して、来るべき21世紀の百貨店のあり方を提示した気鋭の論考。
目次
序章 百貨店構造不況産業論
第1章 百貨店の構造課題と革新へのパラダイムシフト
第2章 小売業としての「マーケティング自主化」戦略
第3章 大型小売業としての「運営システム化」戦略
第4章 二一世紀型企業としての「新たな価値創造」戦略
第5章 新「百貨店」の概要
終章 新「百貨店」バラ色産業論



