出版社内容情報
資産形成の相談業務を得意とする1級ファイナンシャル・プランナーの小林治行氏が、自身が考える資産形成の王道について指南する
内容説明
お客様本位の投資助言は、資産形成の基本である「長期・積立・分散・低コスト」に基づいて行われるべきです。投資助言の本来の価値は、中立公平の立場からアドバイスすることです。その為、顧客より自己の利益を優先しがちな利益相反を排除する形態でのアドバイスが何より重要です。
目次
第1章 ファイナンシャル・プランニング(お金のことで困らないために、ファイナンシャル・プランナーに相談するくせをつけよう;ファイナンシャル・プランナーとは?;FPが満たすべき6つの条件;どんなアドバイスが受けられるのか)
第2章 資産運用は怖くない。正しい資産運用とは何か?(資産運用を恐れてはならない;間違った投資とは?;正しい投資とは何か?;税も資産運用の大事なコスト)
第3章 老後に備える!年金、確定拠出年金等を理解する(公的年金に詳しくなる;企業型確定拠出年金(DC)
保険はどれぐらい入っておくべきか)
第4章 先人の投資理論を学びリスクをコントロールして投資を始める(資産形成のための投資活動;日本の株式市場;テクニカル分析とは?;世界の株式;債券市場)
第5章 米国の独立ファイナンシャル・アドバイザー―相談するファイナンシャル・プランナーを見つけるために(利益相反の排除とフィデューシャリー;米国アドバイザーの現状;ファイナンシャル・アドバイザーを支える環境)
著者等紹介
小林治行[コバヤシハルユキ]
コバヤシアセットマネージメント所長。CFP、1級ファイナンシャルプランニング技能士、宅地建物取引士。投資助言業。大手機械メーカー、欧州自動車メーカーの日本法人の後、2005年ファイナンシャル・プランニング業と不動産賃貸の(株)コバヤシ・アセットマネージメントを設立。ライフプランニングを基盤とした、長期運用を基にした資産形成を個別に提案。毎年アメリカFP制度研究の為、アメリカFP大会に参加(2019年までに計13回)。15年5月、FP業に加え法律により金融商品販売をしてはならない「投資助言業」を登録。〈投資助言業 関東財務局長(金商)第2841号〉。市民後見人(東京大学・筑波大学共催の「市民後見人養成講座」第3期生)。早稲田大学政経学部卒。1945年岩手県宮古市生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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