出版社内容情報
歯科医師として、また食養家としての長年の経験と学びから、健康長寿の秘訣を説いた本。
その骨子は以下の3点である。
「歯の健康なくして、からだの健康はあり得ない」
「食養生なくして病気は根本的に治らない」
「健康腸寿(けんこうちょうじゅ)の秘訣は、よく噛んで咀嚼(そしゃく)して唾液を出すこと」
日本人に多いがん、糖尿病、心臓疾患、脳疾患、歯周病など、その原因はすべて「食べ過ぎ病」と指摘している。食べ過ぎて病気になったのに、さらに薬毒(クスリ)を入れて治るはずもなく、まずは「からだの断捨離」で、溜まった毒素を排出することが第一である。
よく噛んで、唾液が溢れ出て、素材を味わい「美味し~い!」と感じることこそ、健康の源である。そのためには、「歯が健康であること、食べたい物をなんでもバリバリ食べられること」である。
著者の前著『ずっと健康で長生きしたいなら?んで唾液を出しなさい』(2023年1月、評言社刊)で、書ききれなかった新たな情報、例えば骨格の成長不足で鼻呼吸ができず、口呼吸で起こるさまざまなトラブル(扁桃腺肥大・猫背・アレルギー性鼻炎・中耳炎)に悩んでいる子どもたちの顎顔面矯正治療なども紹介し、発育期の小児を歯科から画期的に改善して、その具体的な方法なども解説している。
内容説明
いい食べ物+よく噛んで唾液分泌+消化吸収=健康長寿。よく噛んで咀嚼して、唾液が溢れ出て、素材を味わい「美味し~い!」と感じることこそ、美と健康の源です。そのためには「歯が健康であること」「食べたい物を、なんでもバリバリ食べられること」です。
目次
第1章 歯の健康なくしてからだの健康はありえない(全部そろっている人の歯の本数は何本でしょうか?;歯は何歳ごろから加速度的になくなるでしょうか?;歯を失う原因とあなたの体質は、関係あるって知っていますか? ほか)
第2章 食養生なくして病気は根本的に治らない(あなたは難病を体験したことがありますか?;あなたは、断食(ファスティング)をしたことがありますか?
あなたの平熱は何度でしょうか? ほか)
第3章 健康長寿の秘訣は、よく噛んで咀嚼して、唾液を出すこと(唾液はなぜ、からだにいいのでしょうか?;あなたは、1回の食事で何回噛んでいますか?;噛むことはなぜ健康にいいのでしょうか? ほか)
著者等紹介
中西保二[ナカニシヤスジ]
歯科医師(中西歯科医院名誉院長)。一般社団法人国際歯周内科学研究会会員歯科医師臨床研修指導医。養心館館長。広島大学医歯薬学部剣道部師範。剣道教士7段。1948年、広島市生まれ。1973年、愛知学院大学歯学部卒業。同年、ア歯科広島東グループ小松診療所勤務。1980年、中西歯科医院開設。1990年、中西歯科医院移転開業。2003年、医療法人あした会中西歯科医院設立。2023年、医療法人あした会なかにし歯科・こども・矯正歯科改名。現在、中西歯科医院名誉院長
中西茂[ナカニシシゲル]
歯科医師(中西歯科医院院長)。2008年、北海道医療大学卒業。2009年、同大学で臨床研修修了。2009~2016年、大阪にて勤務(もりかわ歯科志紀診療所にて院長として勤務)。2017年、広島に戻り、中西歯科医院勤務。2023年、中西歯科医院院長就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanki
Go Extreme