目次
1 ポーンの指し方(パスポーン:作り方と活用法;パスポーンのブロッケード;特殊なパスポーン;孤立ポーン ほか)
2 センター(クラシカルセンター;リトルセンター;他のタイプのポーンセンター;センターの緊張 ほか)
著者等紹介
パッハマン,ルディック[パッハマン,ルディック] [Pachman,Ludek]
1924~2003。チェコスロバキア・西ドイツのグランドマスター。7度のチェコスロバキア・チャンピオンと1度の西ドイツ・チャンピオンに輝く。両国の代表選手としてオリンピックに出場。チェス著作家として80作品を著し、また政治活動家としても有名だった
小笠誠一[オガサセイイチ]
大分県中津市出身。1977年、慶應大学チェスクラブに入部、チェスを始める。1994年、柏サンキングチェスサークル(現北千住チェスクラブの前身)を設立。同年、チェス3段取得(日本チェス協会)。2005年、静岡チェスサークルを設立。2013年、松本メモリアルゴールデンオープン(大会)優勝。2015年、「チャレンジ4」で初心者コースのレッスン講師を始める。2019年、クリスマス・チェスパーティ(大会)で優勝。2020年、千葉チェスクラブの代表になり、大会例会等を催しチェスの普及に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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山のトンネル
10
2022年第2版読了。原著は1976年刊行。実践の棋譜(1900年代)をもとに特に中盤戦を解説した指南書。中級者〜上級者向け。実際に棋譜を並べながら勉強すると効果的かもしれない。最初、チェスの本にしては文章の量が目につき、読むのに抵抗があった。しかし、実際に読んでみると1局ごとの解説は2ページ分ほど。全部読もうとするのではなく、気軽に1局並べてみると良いだろう。本が厚いのは、多くの対局を取り扱っているため。QRコードでPGN形式の棋譜をインポートできるようにすれば便利だったのにと思わずにいられない。2024/02/24