出版社内容情報
薬局は数より「質」。
今こそ日本型医薬分業を完成させるチャンスだ!
新常態に適応し、国民にとって「欠かせない薬局」に進化を遂げよう。
薬剤師にとっては、プロフェッショナルの能力を存分に発揮する時代の到来である。
株式会社矢野経済研究所で長年医療介護分野の研究を行い、
現在は県立広島大学大学院経営管理研究科で教授を務める著者が、
コロナ後の薬局・薬剤師の進むべき道を考える。
内容説明
薬局は数より「質」、薬剤師がプロフェッショナルの能力を存分に発揮する時代の到来である。今こそ日本型医薬分業を完成させるチャンス!
目次
第1章 歪んだ分業
第2章 吹き出す分業への批判
第3章 薬局薬剤師の実態
第4章 薬剤師はプロフェッショナルのはずではなかったのか
第5章 存在感を示すことができない薬局はいらない
第6章 コロナ後の薬局
第7章 薬局と薬剤師は進化の途上だ
著者等紹介
遠藤邦夫[エンドウクニオ]
県立広島大学大学院経営管理研究科教授。1977年東海大学政治経済学部経済学科卒業後、株式会社矢野経済研究所に入社。1987年文部省統計数理研究所委託研究員を兼務。2012~2021年株式会社矢野経済研究所ライフサイエンスユニットフェロー。2019年4月より県立広島大学大学院経営管理研究科教授。2021年4月より株式会社矢野経済研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みき
0
私はこの本を批評をできるほど薬局や薬剤師について何も知識がなかったことを認識した。 例えば、かかりつけ薬剤師という言葉を知らなかった。しかし医薬分業というが、健康サポートなど患者に向き合ってくれる薬剤師さんが少ないと思う。記載の通り、医療機関としての薬局の存在感は少ない。 また、薬局も保険調剤だけの一本足経営よりも OTC 薬やヘルスケア用品などの取り扱いも積極的に行い相談機能の幅を積極的に広げることにより経営が安定する。つまりマンツーマン薬局や門前薬局が少なく面分業を発展させる方が良い。2022/03/21