内容説明
ハンチントンの古典的名著本邦初訳。改訂版で明らかになった「気候と文明」論の真髄。
目次
第1部 気候変動の痕跡を探す(アジアの脈動)
第2部 「気候と文明」論のエッセンス(気候と文明(論説)
文明と気候(第三版))
第3部 科学的基礎(氷河と氷河作用;水と土壌の塩類化;閉鎖湖の水位変動;人種とダーウィニズム)
第4部 解説(二〇世紀初頭の気候変動論;ロプ・ノール論争;『アジアの脈動』に対する俗界と学界の反応;後世の研究結果;文明とは何か;クリモグラフ;クルマーの仮説;環境決定論;「進歩は寒冷地へ向かう」)
著者等紹介
小林哲夫[コバヤシテツオ]
農学博士。日本農業気象学会フェロー。島根大学、九州大学で約40年間、教育と研究に従事。元・中国科学院(寒地旱地環境工学研究所)訪問研究員。1945年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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