内容説明
大ベストセラーを読んだ人も読んでいない人も戦争礼賛と戦後史観派から糾弾万世一系を否定と保守派からも疑問の声。古今東西の歴史に通暁した当代一の論客が読み解く、『日本国紀』の正しい評価。
目次
はじめに 『日本国紀』はどんな本なのか?
序章 『日本国紀』は二十一世紀の『日本書紀』でなく『古事記』でしょう―戦後史観の欺瞞から目を覚ますのには有益
第1章 天皇陛下は神武天皇の子孫でない?―「万世一系」を否定してしまった謎
第2章 戦後史観に近い『日本国紀』の古代史―九州王朝説などにも共感を示す
第3章 韓国による古代史改竄に鉄槌―百済は日本の植民地だったとは過激
第4章 『逆説の日本史』に似た陰謀史観―推理作家的な謎解きの面白さと危うさ
第5章 日本はいつもいい国という楽天主義―江戸時代の負の側面に甘い
第6章 長州と尊皇攘夷はお嫌いらしい―明治維新は世界的事件ではないのか
第7章 戦後日本は誇れる国でないらしい―戦争で日本はまったく悪くなかった?
著者等紹介
八幡和郎[ヤワタカズオ]
政治評論家/歴史作家。滋賀県大津市出身。東京大学法学部卒業。1975年通商産業省(現・経済産業省)入省。フランス国立行政学院(ENA)留学。パリ・ジェトロ産業調査員、通商政策局北西アジア課長、大臣官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官などを歴任。1997年退官。徳島文理大学教授(2004~)国士舘大学大学院客員教授(2016~)。新聞・雑誌・テレビ・ラジオ・ネット番組等多くのメディアで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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