出版社内容情報
脆弱な社会保障政策で大貧困国家になってしまった日本。貧困連鎖は止められるのか? 暮らしやすい国にするための処方箋を説く。
○小泉改革の功罪
○穴だらけの雇用・所得のセーフティネット
○医療セーフティネットの崩壊
○問題だらけの日本の年金制度
○ここまできた日本の貧困問題
○貧困社会への処方箋
内容説明
アメリカ発の金融恐慌の影響で、未曾有の世界的大不況になっている。この影響でバブル経済後に起こった「格差と貧困」が、より一層深刻化することは間違いないだろう。脆弱な社会保障政策の影響で、今や大貧困国になってしまった日本は、今後どのような道を進むべきなのか?福祉・社会保障の専門家である著者が、暮らしやすい国・日本にするための処方箋を説く。
目次
第1章 小泉改革の功罪
第2章 穴だらけの雇用・所得のセーフティネット
第3章 医療セーフティネットの崩壊
第4章 問題だらけの日本の年金制度
第5章 ここまできた日本の貧困問題
第6章 貧困社会への処方箋―崩壊か、存続か、社会保障改革の選択肢
著者等紹介
駒村康平[コマムラコウヘイ]
1964年千葉県生まれ。1995年慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。社会保障研究所、国立社会保障・人口問題研究所、駿河台大学経済学部助教授、東洋大学経済学部教授を経て、2007年より慶應義塾大学経済学部教授。経済学博士。厚生労働省社会保障審議会臨時委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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