感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
22
第二次世界大戦。ドイツ軍Uボートと連合軍駆逐艦の戦い。映画にもなったが小説の方がいい。最後まで息をつかせない戦い。Uボートは潜ってこその兵器だが、損傷して浮上しても諦めずに襲いかかってくる。浮上してからの方が始末に負えないのも面白い。男と男の意地の戦いだ。
鐵太郎
11
英国海軍駆逐艦ヘカテ号と、ドイツ海軍Uボート U121の、大西洋上での戦い。Uボートの目的は、連合国の通商路を通る商船の破壊、英国駆逐艦の目的はその阻止。ドイツ艦長の名前シュトールベルク少佐は出てきますが、英国艦の艦長は最後まで名前なし。ほぼ一日半の、頭脳と頭脳、機械と機械、そして殴り合いの戦闘の後、奇妙な形で決着が付きます。レイナーの筆致って面白い。アメリカ駆逐艦を舞台にして映画が作られましたが、例によってがらっと内容は変わっていますね。個人的には、原作の方が好きです、むろん。2005/05/07
yoshi
1
戦争にもロマンがあった。2020/12/26