内容説明
古事記・日本書紀・万葉集・風土記から源氏物語へそして西行・道元・芭蕉・蕪村・良寛まで。神話・物語・和歌・俳諧、さらに仏教書・芸道書などにわたり古典文学史の歩みが育んだ自然観を読み解く。
目次
第1章 自然と人は繋がる―日本人の自然観の基盤
第2章 異郷を想像する―文学意識の形成と自然
第3章 季節感の形成―平城京・平安京の自然観
第4章 美しい自然・美しい感情生活―平安時代貴族と自然
第5章 山里の発見―中世文学と自然
第6章 芭蕉・蕪村・良寛―近世文学と自然
著者等紹介
森朝男[モリアサオ]
1940年東京都に生まれる。1970年早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。2003年博士(文学)早稲田大学。埼玉県立浦和高校教諭、相模女子大学教授、フェリス女学院大学教授を経て、フェリス女学院大学名誉教授。専攻は日本古代文学・和歌文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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