目次
律令官人制再編に関するこれまでの研究と本書の視角
第1部 律令官人に対する諸政策(律令考課制度の再検討;考状の成立;考帳について;官人制からみた部内居住官人問題―延喜二年四月十一日太政官符を中心に)
第2部 律令官人組織の変容(令制トネリの変質;官人代の成立;春宮坊・中宮職内の「庁」について)
第3部 律令官人制の再編(「除目」以外の官人任用手続きの変化と式部省;諸司奏について;平安時代における官人―「位階制変質」問題を中心に;律令官人制の再編からみた律令制下の君臣関係;兼官留任の宣旨について)
律令官人制とその再編
著者等紹介
田原光泰[タハラミツヤス]
1969年東京都に生まれる。現在、渋谷区郷土博物館・文学館学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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