目次
文献史料と物質資料
第1部 出土文字資料―モノに書かれた文学(出土文字資料研究の方法;木簡研究の方法;祢布ヶ森遺跡出土の題籤軸)
第2部 古代の手工業―文献史料からみたモノの生産(古代の鋳銅;平安時代の梵鐘生産;律令制下における土器の生産と流通;焼成前刻書土器再論;杯蓋硯考―「転用」概念の再検討;文字瓦と知識;奈良時代における瓦窯と供給先寺院の関係;平安時代の瓦生産;家産制的手工業の歴史的展開)
第3部 近世・近代史料と古代史(延享四年開関解陣勅符写;延暦八年六月一五日勅旨所牒;北浦定政「平城宮大内裏跡坪割之図」)
文献史学と考古学
著者等紹介
古尾谷知浩[フルオヤトモヒロ]
1967年9月東京都に生まれる。1990年3月東京大学文学部卒業。1992年3月東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1995年3月東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。1995年4月奈良国立文化財研究所文部技官。1997年12月博士(文学)(東京大学大学院人文社会系研究科)。1999年4月名古屋大学文学部助教授。現在、名古屋大学大学院文学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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