目次
荘園制研究の現状と課題
第1部 私領から荘園へ(近江国柏原荘の成立過程―一一世紀における私領形成の特質;私領の形成と展開―中世荘園成立の前提;浅間山噴火と中世荘園の形成)
第2部 中世荘園の形成と荘園制の成立(荘園整理令と中世荘園の成立;荘園の領域と免田;伊勢神宮領常供田の収納の実態と郡支配―『安東郡専当沙汰文』の基礎的考察;鎌倉期における荘園制支配の実態と秩序―陸奥国好島荘を素材として)
荘園制の成立過程
付論 川端新氏の荘園制成立論と「寄進地系荘園」論―“寄進”と“立荘”をめぐって
著者等紹介
鎌倉佐保[カマクラサホ]
埼玉県生まれ。明治大学文学部史学地理学科卒業。1999年明治大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、明治大学文学部兼任講師、東京大学史料編纂所特任研究員。博士(史学)、明治大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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