内容説明
本書は、祭り・儀礼と習俗に関する私の研究成果のうち、主として縄文時代、しかし弥生時代以降にもかかわる論考10篇を集めたものである。
目次
1部 序論(狩猟・採集の祭り)
2部 身体と儀礼・呪術(日本の先史仮面;性象徴の考古学;足形・手形付きの土版)
3部 儀礼・習俗の起源と展開(熊祭りの起源;弥生・古墳時代の抜歯;弥生時代の再葬制;人骨制装身具;男茎形の習俗)
4部 付録(「野尻湖ヴィーナス」問題)
著者等紹介
春成秀爾[ハルナリヒデジ]
1942年神戸市生まれ。1966年岡山大学法文学部(日本史専攻)卒業、同年九州大学大学院文学研究科修士課程(考古学専攻)中退。岡山大学法文学部助手・講師、文化庁文化財調査官を経て、大学共同利用機関法人・人間文化研究機構・国立歴史民俗博物館研究部教授、総合研究大学院大学(日本歴史専攻)教授、博士(文学)。1993年第6回濱田青陵賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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